犬のトイレトレーニングに大活躍!トイレシート3選
犬を飼い始めたらまず教えなくてはいけないのはトイレの場所です。これを簡単に教えられるようにするため、専門家によってトイレシートが開発されました。トイレシートは昔ながらの新聞紙の代わりになる実用的な吸収シートなのです。
子犬に適切な場所でおしっこをさせるには
トイレトレーニングを行う際、多くの飼い主は家の中に犬が行きやすい場所にトイレシートを置いたままにします。つまり、家の特定の場所でいつもおしっこをするようにしつけ、これを悪い行動として教えないのです。
実際には、散歩に行ったときの時間を利用して外でトイレをする練習をするのがベストと言えるでしょう。しかし、この方法は子犬を4時間以上連続して留守番させなければならない人にとって実用的な解決法です。
人間と同様、犬も定期的には排尿して膀胱を空にし、毒素を体から除去する必要があります。そのため、何時間も飼い主の帰りを待ちながらトイレを我慢しなくてはいけないという状況は避けたいものです。長時間トイレを我慢することで炎症や、尿路感染症が起こる可能性があるからです。
過去には犬のトイレの場所は新聞紙を置いて教えるのが一般的でしたが、これは衛生面でも実用面でもあまり好ましいものではありませんでした。こんなこともあり、犬用おむつやトイレシートが作られたのです。
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トイレシートの種類とその使い方
トイレシートは、子犬と成犬のトレーニングを助けるための吸収性に優れたシートのことです。これを使うことで、子犬がトイレをしてもいい場所を制限するのが目的です。新聞紙を使っていたときに行おうとしていたことと同じです。
実際に使ってみると分かりますが、トイレシートは犬にとっても飼い主にとっても衛生的なものです。耐久性と吸収性があるだけでなく簡単に片付けもできるため、直接犬の尿に触れる必要がありません。また、犬もトイレに行くたびに自分の尿を踏んでしまうことがなくなります。
トイレシートのもう一つの利点は、犬がその場所を「トイレ」と認識しやすくなるため、トイレトレーニングを助けてくれるということです。トイレシートには様々なサイズや種類があるため、愛犬にぴったりのものが見つけられるはずです。
愛犬にぴったりのトイレシート3種類
現在ペットショップで入手できる犬用のトイレシートには次のようなものがあります。
1.子犬用トイレシート
トイレトレーニングを行うのに理想的なタイミングは子犬のときです。トイレシートを使うことで、家の中を清潔に保ちながらトイレトレーニングができます。また、きちんと外でもトイレができるようにしつけるためには辛抱強さと沢山褒めてあげることが重要です。
子犬にぴったりのトイレシートを選ぶ際は、トイレシートのサイズと吸収性を確認しましょう。通常、品質の高い製品ほどお値段も張りますが、その分良い結果も期待できると考えて良いでしょう。
2.成犬用トイレシート
成犬用のトイレシートはトイレトレーニングだけが目的ではなく、旅行でも大活躍し、日常的にも家の中を清潔に保つ助けになります。
成犬を飼うことになった場合、成犬用トイレシートは非常に便利です。また、飼い主が留守の際に新聞紙にトイレをしている犬にも使えます。
さらに、旅行中や動物病院に連れて行く際のケージの中にひいておくのもいいでしょう。そして、愛犬が年をとった際や動けなくなってしまったときにも役立ちます。
繰り返しになりますが、トイレシートはサイズと吸収性が重要です。トイレシートが置いた場所から動いてしまうことが心配の飼い主は、トイレシートの端に粘着テープが付いているメーカーのものを使うと安心です。
3.芝生風トイレシート
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芝生でトイレをしたい犬には、このようなトイレシートがおすすめです。トイレをする場所にこだわりがある犬もいることを忘れないようにしましょう。
このタイプのトイレシートは、吸収シートの上に人工芝があり高機能でスタイリッシュです。一般に、犬はこのタイプのトイレシートに慣れやすく、トイレトレーニング期間を短縮することを可能にします。
しかし、このタイプのトイレシートは場所をとるため、アパートで飼っている犬にはあまり向かないでしょう。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。