警察犬ダンコの引退:4本足のヒーローを救え!

2019年6月8日
犬は人間の生活だけでなく、歴史そのものにとっても大きな存在となることがあります。犬が介助犬として働きだして以来、彼/彼女らの優れた忠実さと卓越性はこれまで以上に証明されてきました。数々の素晴らしい犬の中でも、今日は警察犬ダンコの引退についてお話したいと思います。

今日お話しする犬は、人間を助けることに人生を捧げた警察犬ダンコについてです。ダンコは、スペインの第一特殊作戦グループの一員です。彼は既に引退しましたが、その人生は自制と自己犠牲の連続でした。

警察犬ダンコ

ダンコは一般的なジャーマンシェパードの警察犬です。彼は4歳の時に警察犬に採用され、5歳の時には人命救助の為のトレーニングを受けていました。

ダンコが警察犬の家系から来たのか、それとも飼い主に捨てられたのか、一体どこから来たのかは定かではありません。いずれにしても、彼がスペインの第一警察に所属し、厳しいテストをその頭脳と忍耐力で通過し3位の成績を収めたことには変わりません。

ダンコは犯人の捜査・制圧や行方不明者の捜査・救出といった危険な作戦に参加してきました。素晴らしい成績を収めてきたダンコですが、5年の勤務を終えて9歳になった今、ダンコは引退することになりました。

しかし困ったことに、警察犬には家族も家もないのです。つまり警察犬が引退する時には里親を見つけなければならないのです。

幸運なことに、スペインの有名なテレビ番組「El Hormiguero」の「Amores Perrunos(犬の愛)」というコーナーで、ダンコを支援するキャンペーンが行われました。このおかげで、ダンコは里親を見つけることができたのです。

しかし、ダンコのように人生を捧げてきた警察犬が、路上で発見されるということがしばし起きています。一体なぜこのようなことが起きているのでしょうか?

4足歩行のヒーロー:美しき警察犬

警察犬ダンコの引退 警察犬 ダンコ

出典:www.elconfidencial.com

警察犬の引退後、警察官に飼われる犬もいれば、飼い主が見つからない犬もいます。警察官の中にはすでに何匹も受け入れている人もいれば、家族がアレルギーで飼えない人、昇進して移動しなければならない人など様々です。

つまり、人生をかけて国の人々のために尽くしてきた犬に、家庭を見つけてあげるのが難しい場合が多々あるのです。

しかしいいニュースがあります!とある10人の警察官が、このような状況に陥っている警察犬、消防犬とその他の介助犬のために素晴らしいアイデアを思いつきました。

「Héroes de 4 patas (4足方向のヒーロー)」と呼ばれるこのプログラムは、今から2,3年前に始まりました。主な目的は里親を見つけることです。すでに人生の大半を生きてきた犬の里親を見つけるのは簡単ではありませんが、このプログラムは広く受け入れられ、すでに多くのヒーローの家族を見つけてきました。

引退した警察犬を飼うべき理由

引退した警察犬を飼うことにはメリットがたくさんありますが、ここではその中のいくつかを紹介していきます。

  • 社交性人生のほとんどを人間に囲まれて生きてきたことを考えると、彼らの社交性の高さは疑いようがありません。彼らはいい人と悪い人を区別し、愛情深く高い献身性を持っています。
  • 高い規律性:警察犬になることは簡単ではありません。彼らが受けてきたテストは、厳しく、優れた精神力と忍耐力が要求されます。したがって、彼らは新しく犬を飼うことに関する一般的な問題を持っていません。例えば、リードを引っ張ったり床におしっこをする心配をしなくて済みます。
  • 優れた護衛:これは彼らの得意分野です。引退した警察犬ほど優れた護衛はいないでしょう。
  • 忠誠心彼らはこの点をトレーニングされてきました。警察犬の忠誠心は、他の犬とは比べ物にならないほど深いことに気づくでしょう。もし警察犬が飼い主の危険を察知してら、彼/彼女は危険を顧みずに飼い主を助けに来るでしょう。

警察犬は素晴らしい働き者です。彼らが家族を必要としている時に、家族になる以外に素晴らしいお返しがあるでしょうか。

 

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