ジャーマンシェパードはなぜバランスのとれた素晴らしい犬なのか

· 2019年4月18日
ジャーマンシェパードは知的で活発で頭の回転が速い犬種です。そのため、俳優犬、盲導犬、救助犬、麻薬探知犬、爆発物探知犬、軍の一員として活躍してきました。

世界で最も有名なジャーマンシェパードはテレビシリーズ「インスペクター・レックス」に出てくるレックスという犬でしょう。レックスはその勇気と勇敢さだけでなく、知性と素晴らしい行動で際立っていました。ジャーマンシェパードを象徴するような性格だったのですが、ここでふと疑問が浮かびます。なぜジャーマンシェパードはこんなにもバランスがとれていて多才なのでしょうか?

 

遺伝的選択とジャーマンシェパードの起源

ジャーマンシェパードは19世紀後半に現れた犬種です。ドイツでは、力強く、活発で、賢い犬種が畜牛の世話に必要でした。そして、求めていた身体能力と知性を秘めた犬を見つけ出し繁殖をしました。

この遺伝的選択で数世代後に最初のジャーマンシェパードが生まれたのでした。他の多くの犬種とは異なり、身体的能力は優先されませんでした。その代わり、知性と性格がブリーディングにあたり非常に重要な要素でした。

賢く、バランスの取れた、そして活発ではあっても神経質ではない犬が求められていました。犬の主な仕事は羊番だったため、頭の回転が良く、大きな体つきで、働く意欲のある犬が必要だったのです。

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ジャーマンシェパード2

この遺伝的組み合わせは非常にうまくいき、シェパードを作った人々は、警察犬としても働くことができる犬種として政府に申し出たのでした。そして、実際に仕事がこなせることを証明した数匹は警察犬として働き始めたのでした。

ジャーマンシェパードの素晴らしさ

ほとんど最初から、ジャーマンシェパードは基本的には2つの家系がありました。1つは働くために繁殖され、もう1つはショードッグとして作られました。

働く犬は気質と知性が重要視されました。子犬を産み、遺伝子を代々つなぐための繁殖基準は仕事の能力に基づいていました。ジャーマンシェパードという犬種はその心理面を強調した犬種なのです。

ショードッグとして繁殖されたジャーマンシェパードは、身体面が重要視されました。大きくて、はっきりした被毛の色、なだらかな背中はシェパードの特徴であり、求められているものでもあります。

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しかし、この2つの家系の交配は中止されました。警察や軍のために繁殖された犬を除くと、この2つの家系は多くの子犬を作り出してきました。ジャーマンシェパードがバランスのとれた素晴らしい犬である理由の一つはこれです。

中にはどちらの血筋(警察犬とショードッグ)も引き継いで生まれるシェパードもいます。目を見張る美しい外見と光沢のある被毛を持つ大きな犬である一方で、穏やかな気質を持ち合わせているのです。

ジャーマンシェパードと仕事

ジャーマンシェパードは、作り出された目的である羊番だけでなく、あらゆる仕事をこなしてきました。シェパードはしばしば法執行機関と連携して警察犬として活躍します。しかし、この仕事の分野は非常に幅広く、爆発物・麻薬探知犬から国境警備隊まであります。

また、行方不明者や誘拐された人々を探す捜索救助にも携わっています。そして、軍事部隊でも働き、逮捕や爆発などのシーンでも活躍します。ジャーマンシェパードは勇敢で知的な犬種なのです。

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しかし、シェパードは街中でも働きます。最近はラブラドールレトリバーが使われることが多くなってきていますが、シェパードは素晴らしい盲導犬でもあります。ラブラドールの方がはるかに辛抱強く、おとなしいからです。ジャーマンシェパードが素晴らしい犬種である主な理由はその多才さにあります。

前述の通り、ジャーマンシェパードは、あらゆる映画に主演する素晴らしい俳優犬であることが何度も証明されています。

レックスだけでなく、サムとして知られていた警察犬もいました。サムは、ウィル・スミス主演の映画「アイ・アム・レジェンド」に登場する最も愛されるキャラクターの一人でした。そして、俳優犬を使った最初のショーの1つであるリン・チン・チンも忘れることはできません。

ジャーマンシェパードは、非常に知的でバランスの取れた犬種です。美しい外見だけでなく、素晴らしい性格をしています。これは外見のみでなく、心理面に焦点を当てた繁殖が行われたからこそです。そして、ジャーマンシェパードは偉大な働く犬として人間に感謝されている犬種なのです。