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子犬の食事についてのコツやガイドライン

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子犬の食事についてのコツやガイドライン
最後の更新: 08 8月, 2018

健康的な成犬になるには、正しくバランスのとれた食事が必要不可欠です。というのも、そうすると成長過程において適切な量のタンパク質や他の栄養素を摂取できるからです。ですので子犬が生まれたら、その最初の日からその子の年齢に合わせた食事を正しく与えていかねばなりません。

最初の45日間は母乳こそがベストな食事となりますが、一度その段階を卒業したら今度は他の食事をあげていかなければなりません。ここで一つ重要なのは、ワンちゃんの成長速度は驚くほど速いということです。つまりそんな変化についていけるように、私たちも日頃からしっかり準備をしていかなければいけない、ということですね。

子犬と人間の食べ物は全然違う

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どんな獣医師さんでも、一般的に子犬は人間の食べ物を食べてはいけないという事には同意されるでしょう。というのも、人間の食べ物の中には犬や他の動物にとって毒となるものも含まれているのです。

という事で食べ物の種類を考慮するのは絶対に必要となるワケですが、その他にも食事の量と回数も考えなければなりません。そしてこれは成長するに従って変えていかねばならないのです。

  • 生後4ヶ月までは、1日4から5回の食事を与えても構いません。
  • その後は少しずつ、1日3食に減らしていきましょう。
  • そして最終的には、1日2食になるようにしましょう。これが成犬の食事回数として適切とされる回数なのです。

子犬に母乳を与える

ご存知の通り、生まれて間もない子犬にとって母乳は必要不可欠です。ということは、生まれて45日間はお母さんと一緒に住んで、お母さんから必要な栄養分をもらうのが理想的と言えるでしょう。

しかし何らかの理由で母乳が飲めない場合は、ペットストアに行って子犬用の良質な人工乳を買いに行くしかありません。いずれにしても、もしどうすれば良いのか分からなくなったら獣医師さんに相談するのが一番です。

子犬に食事を与える時のコツ

  • 上でも述べた通り、自家製のご飯では子犬が必要とする栄養を満たせないかもしれません。むしろ自家製のご飯を食べさせてばかりいると、特定の栄養の過剰摂取や過少摂取になることまであるのです。そうなると最終的にはワンちゃんの幸せも遠のいて行く事になります。
  • 人間の食べ物の中には、子犬や他の動物にとって毒になるものがある事を留意しておきましょう。
  • 子犬が乳離れをした後の食事ですが、化学製品の入っていないものが理想的です。そういった食事はビタミンや食物繊維、タンパク質などがバランス良く含まれており、ワンちゃんも健康かつ幸せに育っていく事ができるでしょう。
  • しかし、食べ物は子犬の年齢に合わせて変えていくのがベストです。ワンちゃんの食習慣というのは体の成長具合に応じて大きく変わっていきますからね。だからこそ、化学製品が入っていない栄養満点の食事が大事になってくるのです。そこに含まれるビタミンや善玉菌によって免疫システムを強化し、ワンちゃんを細菌から守る事ができます。
  • 子犬が生後6ヶ月になったら、もはや子犬は卒業して人間でいう「ティーンエイジャー」となります。大人になる一歩寸前ですね。この頃に大事なのは、十分なカルシウムとリンです。確かに生後6ヶ月は大人の階段に差し掛かっていますが、それでもまだまだ成長しなきゃダメですし、骨を強化する為の栄養も必要です。
  • 水分補給もとっても大事です。子犬の健康を保つ為に、絶対に脱水症にしてはいけません。水入れには常に新鮮で綺麗な水があるように気をつけておきましょう。また、食事や水飲みに使用する器具も清潔に保っておく必要があります。

理想的な食事量

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子犬にあんまり食べ物を与え過ぎてはいけません。消化器官を傷つけてしまったり、胃の圧力で骨格に影響があったりと、あらゆるリスクがあるのです。また短期間で体重が急に重くなるのも、好ましく無いですしね。

では子犬にとっての適切な食事量とはどの程度なのでしょうか?まずはドッグフードにパッケージに製造業者が目安を記載してくれていると思いますので、それを見てみましょう。

しかし全ての子犬が同じ食事量なワケはありません。当然その子の年齢や犬種、運動量などによっても変わってきます。という事で定期的にワンちゃんの体重を測って、年齢や大きさ、犬種の基準と照らし合わせて、その子の重さは適切かどうか調べましょう。

食事と運動

体を動かす直前や動かした直後に、食べ物を与えてはいけません。運動と食事の間に1時間程度挟むのがベストだと言えます。また食事後にすぐ寝たりしますが、実はあれはいい事なのです。そうしておくと食後に胃が痛くなったりしにくくなります。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。