飼い犬の年齢に合わせたしつけ

· 2018年8月1日

もちろん、トイレの場所や自分の名前、リードを引っ張らないこと、お手のやり方など飼い犬に覚えてもらいたいことは山ほどあると思います。そしてそれは早いうちに習得した方が良いことも確かです。ですが全てを一度に教え込もうとすると、犬にとっては単に辛いだけになってしまいます。

子犬の世話は、小さな人間の子供を育てるのによく似ています。子供は時期が来て、「準備」ができてからでないとどんなに教えても喋ることはできません。子犬たちも同様、それぞれのしつけを受けるのに適した時期・ペースというものがあるのです。

この記事では、犬の成長段階に合わせて、どんなしつけを行うべきかをご紹介していきます。

年齢に合わせたしつけ

垂れ目ワンコ

産まれたばかりの子犬

犬のしつけは長い時間を要するものだと思っている人は多いですが、実はそんなことはありません。当然、お手を教えようなどとは言いません。ですがこの時期に覚えさせた方が良いものも中にはあるのです。

それが、トイレの場所を覚えること、家でひとりにされても周りのものを破壊しないこと、噛まないこと、他人の所有物を大事にすることです。これらを教えることは、飼い犬との生活にかかる負担を少しでも減らすことができつつ、「飼い主の言うことを聞かなければならない」と理解するきっかけにもなるのです。

 

3か月

この頃が、外に散歩に連れて行き始める時期でしょう。この時点で名前を呼べば来るようになっていると理想的です。そして散歩の際にはあなたの前でも後ろでもなく、横を落ち着いて歩くようにさせましょう。

また、リードを付けられることには慣れさせておかないと、外したがったり散歩を嫌がってしまうでしょう。最悪の場合、自分で外して道に出ていき、事故に遭ってしまうなんてことも起こりかねません。

そのためには、外に出るのではなくても、家でリードを付けさせると良いでしょう。首を傷つけさせないためにハーネスを利用するのもおすすめです。そうして慣れれば、いざという時に嫌がるということはなくなるのです。

6か月から9か月

この時期になると犬たちの脳は十分に発達し、あらゆる指示を理解できるようになります。そのため、お手やお座り、ボール遊びなど、あなたが飼い犬に教えたかった、一緒にやりたかったことをするには絶好の機会です。

しつけのコツ

何を教えるのにも、ポイントを押さえることが重要です。

手からお食事

  • 正の強化の利用 怒鳴っても、良い結果は望めません。どんな小さなことでも飼い犬が成し遂げたら、愛情をもって褒めてあげることが大切なのです。ごほうびもお忘れなく。
  • しつけを長時間しない 集中できる時間が短い子の場合は、長くしつけを行なうのではなく「多く」行ないましょう。1日1時間より、数分のセッションを複数回、です。
  • ポジティブシンキング 犬が学習しない場合、その犬ではなくあなたに非があります。飼い犬の立場になったつもりで考えてみましょう。そうすれば、あなたが間違って行なっている何かに気付けます。

また、ペースも年齢に合わせて変えてあげましょう。行き過ぎも遅れ過ぎも良くありません。そして、叱ったり怒鳴ったりすることにメリットは一切ありません。愛と根気で乗り切りましょう。正の強化と共に利用すれば、言うことを聞かない犬たちなどいないのですから。