知らなかった!実は睡眠時間の少ない動物って?!

2019年6月18日
動物の世界には、少ない睡眠時間で生きている種がたくさんいます。彼らに共通していることは、非常に短時間の睡眠を1日に何度も取ることです。

健康的に過ごすには、人間は8時間の睡眠時間が必要だと言われています。ですが、人間以外の動物の世界では、種によってそれぞれ異なります。睡眠時間が少なくて済む動物っているのでしょうか?そして、それはどんな動物なのでしょうか?今日は、睡眠時間の少ない動物について見ていきましょう。

睡眠時間の少ない動物って?!

ゾウ

寝そべっている写真が上にありますが、この巨大な哺乳類、ゾウは実は睡眠時間の少ない動物の一つです。南アフリカゾウの群れを生物学者が調査した結果、どのくらいの睡眠時間を取っているかがわかりました。

長期的な観察と調査の結果、ゾウの1日の睡眠時間は平均2〜4時間だったのです。しかも、その睡眠時間は1日を通して何度かに分けて取っていました。

体の大きなゾウは、1日のほとんどをエサ探しに費やしています。ゾウは1日およそ300kgのエサを必要とします。つまり、寝ている時間なんてないのです。

人間とは違い、ゾウはほとんどレム睡眠をしません。レム睡眠は記憶力の発達に必要な睡眠です。研究の結果、レム睡眠はわずか5〜10秒だったのです。だからといって、ゾウが休まないというわけではありません。ゾウは立って目を開けている時でもリラックスする時間を取っているのです。

 

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キリン

キリンもまた、短い睡眠時間で生きている動物です。1日の睡眠時間は合計約2時間で、1日を通して短時間ずつ取っています。

びっくり!睡眠時間の少ない動物 キリン

一般的に、キリンは立ったまま7分ほど眠ります。時に深い眠りをすることもありますが、ぐっすり眠るのは稀です。

 

馬、ロバ、インパラ

馬やロバ、インパラの脚は立ったまま眠っても体をサポートできるようになっています。1度の睡眠時間は約7分で、1日を通してこれを何度か行い、合計して1日3時間ほど眠ります。ぐっすり眠る時は横になります。

 

睡眠時間  少ない 動物 インパラ

これらの動物は群れの中で順番に眠ります。誰かが眠っている時、起きているものは周囲に気を配っています。数時間の睡眠でエネルギーを取り戻し、残りの日の活力となるのです。

これらの動物の睡眠パターンは、飼育されていても変わりません。インパラに関して言えば、オスはほとんど眠りません。なぜなら群れの安全を確認しなくてはいけないからです。

 

サメ

サメやその他の大型魚は酸素を取り入れるために常に動いていなくてはいけません。口から出した水やエラに含まれる酸素を取り込んでいるのです。

睡眠時間  少ない 動物 サメ

つまり、眠ってはいけないのです。ですが、休んではいけないというわけではありません。無気力状態となっている時間はあります。専門家によると、サメは休息や酸素補給のために海中の洞窟を利用しているそうですが、その様子はほとんど見られていません。

 

クジラ、イルカ

クジラやイルカは眠ります。ですが、人間の眠りとは全く違い、目を閉じることがありません。

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クジラ類は、海面に出て呼吸をするために常に動いていなくてはいけません。他の活動をしている間、脳の半分を休ませ、残りの半分だけを使うことができるのです。こうやって休息をとっているのです。

クジラの子は長時間眠ります。母親の近くで眠り、母親が引っ張って移動させます。

 

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羊、ヤギ、牛

羊やヤギ、牛は短時間を睡眠を何度か行い、合計して1日4時間程度眠ります。眠っていない時はエサを探し、食べて消化することに費やしています。これには8時間程度かけています。馬やロバと同じく、群れの中で順番に眠ります。

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アリ

アリはおよそ1分間の睡眠を何度も繰り返し、合計すると1日あたり4〜5時間眠ります。女王アリはその2倍、1日約9時間休んでいるそうです。

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一方で、睡眠時間の長い動物は、活動的であるためには起きている時に動き続けなくてはいけないようです。

あなたは睡眠時間の少ない動物について知っていましたか?危険から逃れるため、または呼吸のためや食事のためなど様々な理由から睡眠時間の少ない動物がいるのですね。ですが、体を休めなくていいというわけではないのです。私たちとは違う方法で体を休めているなんて興味深いですね。