知っておいても損はナシ?!ゴキブリが飛ぶ仕組みと飛ぶ理由

ゴキブリという存在だけで十分嫌なのに、飛ぶなんて!?しかしなぜゴキブリは飛ぶのでしょう?この気持ち悪い生き物について今日は詳しく解説します!
知っておいても損はナシ?!ゴキブリが飛ぶ仕組みと飛ぶ理由

最後の更新: 11 7月, 2019

自分がどれだけ勇敢だと言う人も、ゴキブリがその羽を広げて部屋を飛び回り始めたらたまりませんよね!ゴキブリがどうやって飛ぶのか、そしてなぜ飛ぶのか知っておいて損はないと思います。この記事では、その秘密を明らかにしたいと思います!

ゴキブリの身体的特徴

ゴキブリがなぜ「飛ぶ」ことがあるのかを理解するには、まずゴキブリの身体的特徴を学ばなければなりません。

ゴキブリを定義づける身体的な特徴は、その身体の形にあります。ゴキブリは平たく、両端が中心部よりも細くなっています。ゴキブリの種の中には体長が10センチを超えるものもいますが、その身体の形は同じです。

色については、茶色か黒といった暗い色をしています。その外骨格はすべすべしていて、胸部がよく発達しています。後ろ足には自分を守るための「とげ」のようなものが生えており、頭の横には数本の長い触覚と大きな目がついています。

ゴキブリ 飛ぶ 

噛むことのできる口の機能のおかげで、ゴキブリは様々な食べ物を食べることができます。噛む能力を持っているので、その歯で人を傷つけることさえできるのです。

ゴキブリはどうやって飛ぶの?

この昆虫には羽が生えていますが、奇妙なことにほとんどが飛ぶために羽を使いません。ゴキブリには2組の羽があります。最初の1組は前翅と呼ばれており、休んでいるときには左の羽が右の羽の上に重なっています。2組目は最初の組の下にあり、必要なときに出てきます。

実際には、ゴキブリは飛んでいるのではありません。ゴキブリは、コントロールできないままグライダーのように滑空しているのです!たいてい恐怖を感じたときに羽を広げ、逃げるために飛ぼうとします。

ゴキブリはあなたを攻撃するために意図的に飛んでいると思っているかもしれませんが、実は垂直に飛ぶだけで自分をコントロールすることができないのです。

飛んでいる間、それぞれの羽を8の字を描くように動かすことで前進しています。さらに、ゴキブリの脳には鳥のような飛行に関する情報を処理する部位がありません。ですので、感覚受容体もなく、空中にいる間バランスをとることができないのです!

ゴキブリ 飛ぶ 

飛ぶゴキブリの種類

羽を持っていても、全てのゴキブリが飛ぶ能力を持っているわけではありません。攻撃された、あるいは危険な状況にあると感じたときに飛んであなたを驚かせるようなゴキブリの種類には以下のようなものがあります。

1.オガサワラゴキブリ

体長約2.5センチで、オスのみが短い距離だけですが飛ぶことができます。色は濃い黒で、木を食べ、植生に大打撃を与えます!

2.オーストラリアゴキブリ

この種のゴキブリは熱帯の気候帯を中心に、世界中に分布しています。成虫になると2.5センチ以上になり、胸に黄色いマークがあります。

3.ブラッテラアサヒナイゴキブリ

原生地は東南アジアで、チャバネゴキブリの種に似ています。体長は2センチくらいで、色は明るい茶色です。

4.クロゴキブリ(ワモンゴキブリ)

アメリカの東南部に生息する子のゴキブリは、体長約4センチほどにもなります。これは比較的上手に「飛ぶ」ことのできる、数少ないゴキブリの一種です。このゴキブリの色は赤っぽい黒です。

5.キューバゴキブリ

このゴキブリはキューバだけではなく、カリブ海、アメリカのマイアミ州とテキサス州にも生息しています。スが2.5センチ、オスが2センチとメスの方が大きく、両方とも緑色や黄色をしています。

6.メガロブラッタゴキブリ

このゴキブリはゴキブリ族の中では飛ぶのがとても上手な種です。羽を広げると、羽の長さは2センチになります。その長さは羽を休ませているときには半分になります。原生地は中央・南アメリカです。

7.ロボプテラゴキブリ

これはこげ茶をしており、軽い羽根を持っていて飛ぶのもとても上手です。しかし、飛べるのはオスだけです。メスはとても小さい羽しか持っていないからです。 これは世界中に最も多く分布している種の一つです。

というわけで、ゴキブリは正確には飛んでいるのではなく、ゴキブリの種によって飛ぶ能力の高いものとそうでないものがいることがお分かりいただけたでしょう。今度ゴキブリに出会った時、羽を広げてあなたの方に飛んできても、怖がらないように頑張ってみてください!


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