愛犬が嫌がる5つのコト

吠えるのが一番分かりやすいと思いますが、彼らはボディーランゲージでも色々なことを伝えてくれています。
愛犬が嫌がる5つのコト

最後の更新: 17 10月, 2018

人間は数世紀に渡って、ワンちゃんと一緒に暮らしてきました。でも、やっぱり人間と犬は別の動物だということを忘れてはいけません。言い換えると、 嫌がる 愛犬のことを理解する為には、犬独自のコミュニケーション方法を読み解く必要があると言えます。

また、私たちが良かれと思ってやる事が、彼らにとっては余計なお世話になる事だってありますし、その逆も然りです。ということで今日は、愛犬が嫌がるであろう物事をいくつかご紹介します。もしかしたら中には、あなたも無意識にやっちゃってる事があるかもしれません。

愛犬が 嫌がる のを見抜く方法

吠えるのが一番分かりやすいと思いますが、彼らはボディーランゲージでも色々なことを伝えてくれています。特に尻尾と耳の動きは、口ほどにものを言います。

つまり愛犬をより理解するには、そういったシグナルを正しく読み解く能力が必要と言えます。そうすると、恐怖や怒り、幸せなど、愛犬が今抱いている感情も次第に分かってくるでしょう。

他にも、獣医師さんや動物行動学の専門家さんなどに相談するのもオススメです。

1. 抱きしめたり、ハグする

ハグされる犬 嫌がる

私たち人間は抱きしめることで愛情を表現する事もありますが、ワンちゃんはそうは感じません。犬は、抱きしめる行為を「主人による力の誇示」と考える為、ワンちゃんにとってハグはもはや「拘束」に近い意味を持ちます。

ですので愛犬をハグした際には、以下のような「不快感」を示すサインが出ているかもしれません。あなたはお気づきでしょうか?

  • 頭を引く
  • 目を合わそうとしない
  • 自分で自分の鼻を舐めようとしている
  • 耳が後ろに向く

ちなみに愛犬の頭や顔を撫でたときに、目を閉じたり頭をひょっこり下げたりしていたら、これは服従のサインです。

2. 明確なルールがない

人間だろうとワンちゃんだろうと、共同生活にはある程度のルールが必要です。でもこのルールが明確じゃなかったり矛盾していたりしていると、愛犬もどのように振る舞ったら良いのかが分からず、困惑してしまいます。

もしそれで愛犬が粗相をしたとしても、彼らのせいには出来ません。とにかく、一つ屋根の下で暮らす全員がルールを共有してた方が良いと思いませんか?例えば、今日は愛犬にベッドの上に座るのを許可して、明日はダメと言っていたら、当然彼らだって困っちゃいますよね。

3. 自由にさせてあげない

散歩はワンちゃんにとって、とびっきりお気に入りの時間です。でも散歩時間が短かったり行動を拘束しすぎたりすると、運動の必要は満たすかもしれませんが幸せにはなりません。ご存知の通り、ワンちゃんは探検が大好きで、持ち前の嗅覚を存分に使って、色々なことを知りたいと思っているのです。

なのでどこかに鼻を突っ込もうとしてても、なるべく止めない様にしましょう。それで鼻が臭くなっちゃうとしても、です。上で述べた通り人間とワンちゃんは上手に共存できます、が、好みが違うのです。言わばあなたのお気に入りの香水だって、ワンちゃんにとっては耐え難い匂いである可能性もあるワケです。

4. 気にかけてあげていない

ペットを飼い始めるとなれば、当然それ相応の責任が伴います。良い食事を買ってあげたり、最高のベッドを用意してあげるのも大事ですが、それよりも愛犬はあなたに気にかけて欲しいのです、一緒に遊んで欲しいのです!

と言う事は、ワンちゃんはあなたに「気をかけてもらえない」のを嫌がるという事ですね。それで退屈したワンちゃんは、家のものを壊したり、色々なところで用を足す様になったりしてしまうかもしれません。もしそうなってしまったら、愛犬を叱る前にまず自分の行動を今一度振り返ってみましょう。

5. 人間扱いする

服をきている犬 嫌がる

犬を犬として考えられなくなるのは、愛犬にとっては最悪の事態です。もし彼らを人間扱いし始めてしまうと、健康や行動上の問題だって発生しかねないのです。なので、犬として生きる愛犬に敬意を払いましょう。

よくある人間扱いの例として、愛犬にファッション目的で服を着せる事です。実際、犬の服業界は今狂乱の域に達しています。でも当の犬たちは、有名デザイナーの服や高価なアクセサリーなんて知ったこっちゃないのです。

犬にとっては動きにくくて不快なだけでなく、皮膚の病気に発展する危険だってあります。なので、覚えておいてください。犬にとって必要な服は、雨や寒さをしのぐ実用的な服のみです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。