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草花を食べてしまうワンちゃんを止める方法

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もしかしたら、散歩中に公園の草花を愛犬が荒らしてしまって、一緒に怒られた経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。
草花を食べてしまうワンちゃんを止める方法
最後の更新: 03 11月, 2018

美しいお庭に、花がたくさんあるお家、これは多くの人の夢ですよね。しかし、ワンちゃんはそんなこと知る由もありませんので、その結果そこら中に噛んだ跡や、土が荒らされた形跡などが残ります。この記事では、そんなワンちゃんに草花を食べるのをやめさせるコツをご紹介しますので、このようなことに悩まされているなら是非ご覧ください。

どうして犬は草花を食べるのか?

一般的に、犬は(特に子犬は)草花が大好きな模様です。特に葉っぱのある植物は、文字通り食べちゃいたいぐらいに好きみたいです。もしかしたら、丸ごと食べ尽くすことはしないかもしれませんが、でもちょっと舐めたり、噛んだり、一緒に遊んだりしてしまいます。

生垣や草むらを探索したりするのは大いに結構なのですが、その代償としてペチュニアやベゴニア、マルゲリータといったお庭に咲く美しい花が無くなってしまうこともあります。ワンちゃんたちは、そんな花の匂いや色、見た目に興味津々になってしまうからです。もしかしたら、散歩中に公園の草花を愛犬が荒らしてしまって、一緒に怒られた経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。

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ということで、まずはこの犬の習性についてよく知っておきましょう。では、犬が草花を食べる理由として考えられるものをご紹介します。

1. ビタミン不足

犬は、必要な栄養が足りなくなるとそれを別の手段で補給しようとします。中でも、特にビタミン不足は愛犬が草花を食べる理由としてよくあげられます。

2. 腹痛

ワンちゃんは具合が悪くなると(もしかしたら先日食べた花が原因かもしれませんね)、自然療法として草を食べることがあります。というのも、草は腹痛を鎮めることがあるのです。この時、茂みや低木などを食べているのならまだしも、色鮮やかな植物などを食す可能性もあり、これは逆に毒にもなり得ますので注意しなければなりません。

3. 退屈

犬が退屈すると危険です。ソファーやクッション、カーペット、そしてあなたが大切にしている観葉植物までもが破壊対象になってしまうかもしれないのです。ですので、出来るだけ多くの時間を愛犬とのスキンシップに費やしたり、新しいおもちゃをあげるなどして、退屈させないように工夫しましょう。

4. 不安

ワンちゃんは基本的に、飼い主がいない時に家の中にある草花を食べます。これは、ストレスや分離不安症、そして飼い主の気を引こうとして行なっている可能性があります。

ワンちゃんに草花を食べさせない為に

さて、これでワンちゃんが草花を食べる理由を少し理解できたと思います。次は、どうやってその行動をコントロールするかです。

1. 植木鉢を高いところに

もしワンちゃんの手が届くところに植木鉢が置かれているなら、高いところに移動させるか、壁に取り付けたりできないか検討してみましょう。もしくは、匂いを嗅がせない為、植木鉢を囲うようにカゴや檻などを配置するのも良いかもしれません。

2. しつけをする

ワンちゃんが家にやってきた日から、明確なルールを作っておきましょう。こうすることで、草花を食べるという行動もそうですが、それよりもっと大きな問題行動を防ぐこともできます。まずは、草花はオモチャや食べ物ではないということを教えましょう。新しい植物を買うたびに、まずはワンちゃんにそれの匂いを嗅がせた上で、これはそっとしておくようにと教えておくのです。

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3. 植物にレモンや酢などのスプレーをかける

嗅覚は犬にとって最も大事な感覚器官です。もし、彼らが好まざる匂いが漂っていれば、おそらく近寄らなくなるでしょう。ということで、レモンジュースやりんご酢を水と1:3で希釈したものを植物にスプレーしておくのはいかがでしょうか。これは、植物にもワンちゃんにも無害なスプレーです。

4. 行動エリアを制限する

ワンちゃんが入ってはいけない場所を作っておくのも、一つの手です。もしリビングに花を飾っているのであれば、(特にあなたの留守中には)その部屋には入れないようにしておいたり、ワンちゃんを特定の部屋に留めておくような「バリアー」を張る、といった要領です。

5. 間違ったことをしたら、そう教える

愛犬が植物を噛んだり、壊したり、掘り返したりする度に、それはイケないことだと教えましょう。トゲのある声色で「ダメ」と言うだけでも、次第に罪悪感を抱くようになってきます。

トップ画像出典:Enlazadordecaminos

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。