見境なくモノを噛む子犬の対処法

· 2018年10月7日
ワンちゃんの歯は成長共にどんどん強くなっていきます。犬がモノを噛むのは安心感を得るためだけじゃなく、歯を強くするためでもあるのです。

子犬というのは飼い始めた当初は、大人しいものです。しかし成長して、家での生活にも慣れてくると、そんな平穏な毎日は急変します。もしあなたの愛犬も、見境なく色々なモノを噛みまくっているっようでしたら、今日ご紹介するコツを参考にしてみてください。

どうして子犬は色々なモノを噛むの?

さて行動を起こす前に、まずは「なぜ子犬はモノを噛むのが好きなのか」を理解しておきましょう。そうすると、おのずと彼らの習性にも寛大になれますし、トレーニングも非常にやりやすくなるのです。

そもそも「噛む」という行為は犬の認知発達には欠かせないことです。それだけでなく、顎を強くしたり、周りの環境に慣れたり、質感や匂いを学習したりするための行動でもあります。人間の赤ちゃんが色んなモノを掴んで口に入れたりするのと一緒ですね。

子犬に歯が生え始めると、その痛みを和らげたりもっと歯を強くしようとして、本能的にモノを噛むようになります。また、普段あまり構ってもらえないワンちゃんは、退屈しのぎにモノを噛んでいることもあり得ます。

家具を噛む犬

実は、「噛む」という行為は犬が生まれて始めて学習する行動の一つです。兄弟や母親を噛んだりしながら、噛む力を状況に合わせて調整することを学ぶのです。

と考えると、「噛む」という行為は犬にとってはとても自然なことのようです。かと言って、家にある全てのモノを噛みたがってしまうというのは問題ですよね。さて、ではどうやっ愛犬をコントロールしたら良いのでしょうか?これにはいくつかオススメの方法があります。

子犬の噛み癖をコントロールする方法

子犬があなたのスリッパや家具、ソファーなどをかじり出したら、どうするのが正解なのでしょうか?ワンちゃんは明らかに「家のものをかじり尽くしてやる」といった意気込みに見えますし、なんとかして止めなくてはならないのは明白です。放っておくとお金の問題にまで発展するでしょう。しかし、どんな事でも強い意志と忍耐さえあれば、解決への糸口が見つかります。

親指を噛む犬

社交性を高めよう

若いうちから他のワンちゃんと交流させてあげましょう。生後3ヶ月以下の子犬を母犬などから引き剥がすのは良くないと言われていますが、これはその間の「刷り込み」期間が重要だからです。母犬や兄弟犬との暮らしを通して、ワンちゃんは噛む強さや行動規範などの色々な事を、この「刷り込み期間」で学びます。

もし生後3ヶ月が経っても、色んなモノをかじりまくっているようでしたら、他の子犬や成犬との交流の場を設けてあげましょう。子犬同士で遊びながら元気にもなりますし、成犬のワンちゃんからは「お行儀」を学ぶことができます。そして何よりも、遊んでる間はワンちゃんも楽しいので、退屈しのぎに家具を噛んだりすることも防げます

手を使ってご飯をあげよう

犬は、人や他の動物の痛みが分かります。なので普段からご飯を手渡ししていると、次第に私たちの手を傷つけずに優しく食べる方法が分かってきます。

この際重要なのが、愛犬に強く噛まれた時は大きな声をあげるという事です。これは先ほど、子犬は他の犬を噛みながら「甘噛み」を学習すると言いましたが、その時と全く同じなのです。つまり子犬に噛まれた他の犬は、それが痛かったら大きな声を出して伝えるので、この方法は子犬にとっては慣れ親しんだ学習になるはずです。

オモチャをあげよう

昨今、犬の歯を強くする為に考案されたオモチャは市場に溢れかえっています。ペットストアなどに行って、どんなオモチャが自分の愛犬にピッタリかを問い合わせてみても良いでしょう。きっと、愛犬はそのオモチャに夢中になるはずです。

「犬よけグッズ」を使う

犬が嫌いな匂いを出す商品もあるにはあるのですが、使い方を間違えば毒にもなり得ます。なのでもし使うなら、子犬の大きさと年齢に適したモノを買いましょう。噛まれたくない家具などに使用するのですが、匂いが無くともその近くには寄らないようになるまで根気よく使用し続けるのがポイントです。

さて、これらのコツを踏まえてお世話していると、いずれ「なんでもかんでも噛む」ということは無くなると思います。しかし、どちらにしても数ヶ月も経てば噛み癖は収まるものですので、「これもしっかり成長している証拠だ」と割り切って我慢するのも、それはそれで良いのかもしれません。