美しい長毛種の猫5選:あなたも魅了されるかも?
猫が好きな人は、猫の優雅な歩き方や性格、そして美しい姿に魅了されるのではないでしょうか?
本記事では、美しい長毛種の猫についてご紹介します。
美しい長毛種の猫は、定期的にブラッシングをしなくてはならないなどお世話に時間がかかるものの、その美しさに惹かれる人が多くいます。
長毛種の猫
まず長毛種の猫の場合、毛玉ができないように頻繁にブラッシングをしてください。
猫がブラッシングを嫌がって逃げたり動揺しないためにも、できるだけ早く(理想としては子猫の頃から)ブラッシングに慣れさせることをお勧めします。
長毛種の猫を迎え入れることを検討している人は、これからご紹介する優雅でゴージャスな長毛種の猫をご覧ください。
1. ターキッシュアンゴラ
ターキッシュアンゴラは、現存する最古い猫種の一つで、トルコ中央部のアンカラ地方が原産だと言われています。
長毛種の猫のほとんどを「アンゴラ」と呼ぶ人がいますが、厳密にはそれは間違いです。
アンゴラと呼ばれる毛色は、ブルー、赤、茶色、シルバー、ベージュ、そしてさらにはタビーのいずれかです。
ターキッシュアンゴラは、頭が良く活発で俊敏なため、家の中を歩き回るのが大好きです。
愛情深く、飼い主に対してとても献身的で遊び心がある上、鳴くのが大好きです。
また、歩き回るのが好きなことからもわかるように、遊びまわるためのスペースが必要となります。
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2. メインクーン
マリーアントワネットは、フランスからアメリカへと亡命するときに、6匹のアンゴラを連れて行きました。
マリーアントワネットは、メイン州のウィスカセット港に降り立ちましたが、最終的には船のキャビンボーイであるトム・クーンが彼女の猫を引き取ったため、そこからメインクーンが生まれたという逸話があります。
メインクーンはイエネコの中でも大きな猫種であり、頭の毛は短く、尾に近づくほど毛が長くなります。
愛情深く、狩猟などの外での活動を楽しみ、様々な鳴き声を使う表現豊かな猫です。
3. ペルシャ
広く平らな顔をしているペルシャは、「貴族」のようだと言われています。現在のイランであるペルシャが原産のペルシャ猫は、その後イタリアとイギリスに広がりました。
ペルシャは太くて長い、絹のような毛皮が特徴的で、その尾は丸くてまるで毛皮のようです。
毛色には個体差があります。
体格はとてもしっかりしていますが、肥満になりがちなので注意が必要です。
猫としての野生の本能が少ない猫種のため、一般的な猫のように「冷たい」気質ではなく、とても愛想が良いと言われています。
また寝るのが大好きで、何時間も寝て過ごすことがあります。
美しいペルシャ猫は、自分の美しさを見せびらかしているような態度を取ることがあります。
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4. ラグドール
ラグドールは、筋肉をリラックスさせることで、まるでラグドールのように見えることからこの名前がつきました。
シャム猫、ペルシャ猫、そしてバーミーズを交配させたものです。
危険にほとんど反応しないラグドールは、狩猟や自己防衛だけでなく「番猫」としての本能がありません。
あまり鳴かないことでも知られるラグドールの毛皮は、茶色、灰色がかった色、ライラック、またはチョコレートのいずれかです。
比較的抜け毛が少ないとはいえ、毛の艶を保つためにも、できる限りブラッシングをおこなってください。
5. バリニーズ
バリニーズは、シャム猫の長毛種や他の長髪の猫種から生まれたと言われています。
ブルー、ライラック、グレー、チョコレートブラウン、赤など、絹のように美しい毛が特徴的です。
1940年代にアメリカで生まれたバリニーズは細身で筋肉質な中型の猫です。
くさび形の頭、大きくて先のとがった耳、長い首、細い尾、そして長い脚を持つ優雅な猫です。
バリミーズは自分の飼い主だけが好きな、非常に忠実な猫で、ふざけたような態度で飼い主の注意を引こうとします。
また子供たちと仲良くなる傾向のあるバリミーズは、柔らかい鳴き声が特徴的です。
今回ご紹介した以外の長毛種は、ヒマラヤ、ノルウェージャンフォレスト、バーマン、ソマリ、アメリカンカールです。
メイン画像の転載元:細島崇様の画像を使用しています。
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