一番よく吠える犬種はどれ?
犬は飼い主に危険を知らせたり、お腹が空いている、あるいは遊びたいなどの要求を周りの人に伝えたりすることができます。しかし、吠え続けてしまうと人に迷惑がかかってしまいます。今回の記事では一番吠える犬種についてご紹介します。聴覚的に過敏な人や、これから犬を飼う予定がある場合は、犬種を選ぶ際に参考にしてみてください。
どの犬種が一番吠える?
多くの場合、犬が吠える理由はいくつかの要因に左右されます。例えば、しつけ、性格、飼い主への依存度などです。どの犬もこれらの理由から吠えますが、通常より吠える傾向の犬もいます。詳しく見てきましょう。
1.ビーグル
上の写真に写っているビーグルは、ブラッドハウンドに属する中型犬です。ビーグルはとてもエネルギッシュで、何時間も獲物を追いかけることができることで知られています。ビーグルはよく吠える犬種ではありますが、ペットに選ぶ人は多いようです。
ビーグルは陽気で、愛情深く、人懐っこい犬です。攻撃的ではありませんが、初対面の人に人見知りすることがあります。ビーグルのしつけは簡単ではなく、何かに集中しているときなどはコマンド(指示)を聞かないことがあります。また、飽きやすく、長時間一人にされると破壊的な行動に出ることがあります。
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2.フォックス・テリア
フォックス・テリアも平均より吠える犬種です。元々はイギリスの犬で、他のテリアと同じように、柔らかい被毛か、硬い被毛かで2つのグループに分けられています。
フォックス・テリアは元気があり、明るく、勇敢で、賢い犬です。公園やアウトドアで何か気に入ったものが目に入ると吠えます。元はキツネ(フォックス)の狩りに使われてた犬で、その本能が今のなおあることを覚えておきましょう。
3.ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア
この犬種のデメリットは無駄吠えが多いことです。スコットランドの高地からやってきたこの犬は、ウサギや鳥の猟犬でした。真っ白で、もこもこした被毛が特徴のこの犬は、“ウェスティー”として広く知られています。
ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアは獲物をしとめるまで、決して諦めることがないハンターです。性格がとても強いのも特徴です。アパートで飼うのにはぴったりの大きさですが、一人になるのは苦手で、分離不安を感じるとよく吠えます。
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4.ミニチュア・シュナウザー
ミニチュア・シュナウザーは、ミニチュア・ピンシャーと標準的なシュナウザーを交配して19世紀半ばにドイツで作り出されました。常に機敏で知的なこの犬は、よく吠える犬種にランクインしました。それは、ネズミ狩りをしていた際、急な動きを察知するとたくさん吠えるという本能からきているのです。
ミニチュア・シュナウザーはコンパクトで、長いひげ、もさもさした眉毛、そしてカラーバリエーション豊富な真っすぐな被毛が特徴的です。ミニチュア・シュナウザーの多くはグレーと黒です。
5.ヨークシャー・テリア
最後にご紹介する吠える犬は・・・またまたテリアです!ヨークシャー・テリアは英国が原産で、ビクトリア時代に非常に人気がありました。そのサイズから、どこにでも一緒にいけることで多くの人気を集めています。セレブに人気な理由もそこにあります。
ヨークシャー・テリアは勇敢で、一度決めたことはやり遂げる性格です。また、とても活発で過保護であり、独立心が強い犬でもあります。注目の的になるのが大好きで、“膝の上に座る”ような犬ではありません。急な動きをするものを見つけるとよく吠えるため、家の番犬としては素晴らしい犬です。子犬のころからのしつけで、過度に吠えることをコントロールできます。
今回は一番吠える犬種をご紹介しましたが、もちろん他にも吠える犬はいます。その他の“にぎやかな”犬種には、プードル、ペキニーズ、チワワ、ケアーン・テリア、そしてボストン・テリアなどもいます。
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