どうして犬は種類がこんなに多いの?

2018年11月1日
犬の歴史においてまだ知らないことはたくさんあります。

プードル、ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリーバー、ボクサー、チワワ、グレートデーン、ペキニーズ、チャウチャウ、シベリアンハスキー、オールドイングリッシュシープドッグ、などなど…犬種の数は私たちの想像を超えます。

実際、イヌ科の動物にはたくさんの種類が存在していて遺伝学的になぜこのようなことが起こるのか普通は不思議に思うでしょう。生物学者はこの複雑な問題にはとても倫理的な答えがあると考えています。では、その答えを知るために紀元前31,000年に戻ってみましょう。

犬の原点―オオカミ

オオカミ 種類

全ては約33,000年前に起こりました。遺伝生物学者のピーター・サヴォレイネンの仮説によると、オオカミたちは大きく二つのグループに分かれていたそうです。

時が経つにつれて、片方のグループは食べ物の残りものをもらいにくるために人間の住む場所へ近づいてきたのだそうです。ですから、最初に行動を起こしたのは犬たちの方だったのです!

サヴォレイネンは犬の人懐こい性格は生き残るための作戦だったのだと考えています。そこからは、相互適応によって人間の手による犬の家畜化が始まりました。けれど、ここからどうやって現在のバラエティーに富んだ犬種たちが生まれたのでしょうか?生物学者たちはこの家畜化がカギを握っているのだと考えています。

犬の品種における人間の役割

専門の生物学者によると、人間の影響によってさまざまな犬種が生まれたそうです。人間が犬に教えた色々なスキルやトレーニングによって起こったのかもしれません。

何代にもわたって犬の体は人間の与えたこの刺激に反応し、色々な能力を得ることによって形態的特徴を生んだのです。さらに、トレーニングをもっと受けることによって、姿もさらに変わったと思われています。

現在ではこの変化はとても小さいものだとわかっています。けれど、この小さな変化が現在の生物学的多様性を生み出してくれるのです。そうは見えないかもしれないですが、実は犬たちは皆生物種としては違いがあまりないのです。

実際、何種類の犬が存在するの?

はっきりとした数字を出すのは難しいです。他の生物と同じように、新しい種類が突然現れて研究者たちをあっと驚かせたりするかもしれません。

国際畜犬連盟のデータによると、およそ350もの犬種がこれまで正式に登録されてきています。この連盟は、犬種の分類についての研究を行ったり情報を更新している団体です。

しかし連盟は、いくつかの理由によってまだ800以上ものイヌ科の種類が登録されていないと考えています。そして、今も新しい犬種が追加されています。

科学的に犬は地球上で最も品種が多い哺乳類だと考えられています。この様々な犬種は分類され、体重と特徴によってグループ分けされます。

ハイブリッド犬種

たくさんのハイブリッド犬種も、一部分の犬種が正式なリストに登録されていない理由の一つです。簡単に言うと、彼らは研究室で遺伝子組み換えによって作られた犬種なのです。

研究者たちは、自然における生殖の過程ではありえない雑種を作りました。コッカプー、パグル、ポンスキー、ラブラドゥードルなどはいくつかの例です。

全てはアフリカとアジアの間で始まった

研究者たちは、犬は現在のアフリカとアジア大陸で生まれたと考えています。そこから、多くの犬種が多様化したのです。

その後、犬たちはヨーロッパへと分散しました。実は、犬種が一番少ない大陸はアメリカなのです。ですからこの素晴らしい生物種は地球の反対側で生まれたと考えられています。その上、地球で一番古代の犬はベルギーで見つかっています。

シベリアンハスキーに似ていた昔の犬

シベリアンハスキー 種類

一昔前に見つかった考古学的発見によると、旧石器時代の犬はシベリアンハスキーに似ていたそうです。けれど、現在私たちが見ている犬よりもっともっと大きかったのです。その大きさに匹敵するのはグレートデーンくらいしかいないでしょう。

けれど犬の歴史においてまだ知らないことはたくさんあります。嬉しいことに、時代を追うごとにこの動物は人間と一緒に暮らしていくのにより適してきています。大きさ、犬種、色に関わらず、犬たちの性格は人懐こく、忠実で、あなたのことを守ってくれます。