お家で愛犬の爪を手入れする方法

お家で愛犬の爪を手入れする方法

最後の更新: 22 7月, 2018

ペットを飼うというのはお金がかかるものです。毎月のようにワクチン代や食費、その他諸々の費用がのしかかってくるからです。そして当然、グルーマーさんに頼んで愛犬の毛や爪を手入れしてもらったりすると、さらにたくさんのお金がかかります。ということで、今日はお家で簡単に愛犬の爪のお手入れをしてあげる方法をご紹介しましょう。

「方法」を学ぶという事は、節約に繋がります。仮に愛犬の毛並みがゴチャゴチャでお家で手入れするのが難しかったとしても、爪の手入れなら想像するより簡単ですので、誰でも問題なくお家でできます。しかしまずはいくつかの疑問に先にお答えしておきましょう。

なぜ愛犬の爪を手入れする必要があるのか

お手をする犬

ワンちゃんの爪は、人間の爪と同様にとても速く伸びます。犬は通常爪が長くなると、歩行中地面に爪を擦って幾分か削る事ができますが、でもそれだけでは到底足りません。

爪は伸びるとだんだんとカーブしていくので、ワンちゃんにとって煩わしいものになります。そして、これは歩き方にも影響を与えるため他の問題にも繋がり得ます。さらに爪が伸びていくと、足に傷がつき、ずっと痛み続ける事になります。

どれぐらいの頻度で爪の手入れをすれば良いか

お手入れの頻度は、愛犬のサイズや犬種、体重、そして散歩の頻度によっても変わってきます。先に述べたように、犬は通常歩く際に爪をある程度削ります。ですので、愛犬がアクティブであればあるほど、爪のお手入れは少なくて済むのです。

しかし、それでも最低月に一回は愛犬の爪のお手入れをしておいた方が良いでしょう。もし彼らが小型犬だったり、ずっと座って過ごす犬だったら、2ヶ月に1回程度でも良いでしょう。

家で愛犬の爪をお手入れするにはどうすれば

まずは、爪のお手入れが必要なタイミングを見極めねばなりません。そしてそれは愛犬の歩くときの音で見分ける事ができます。もし爪が床と擦れてカチカチ鳴っていたら、床がどんな材質で出来ていようと、爪が床に当たるほど伸びちゃってる事が分かります。したがって、これはお手入れ時です。

犬の足と爪

後は次のステップに従って下さい

  1. 愛犬を落ち着ける。もし急に愛犬を掴んでいきなり爪を切り出したら、そりゃ彼らも怖がりますよね。ワンちゃんも居心地悪くなって、逃げ出しちゃうかもしれません。ですので、あなたと愛犬の心が両方落ち着いている時を見計らって下さい。そうです、いい仕事をするためには、あなたの心も平静でなくてはならないのです。
  2. ちゃんとした道具を使う:犬の爪専用に作られた爪切りがお求め安い価格で販売されています。また普通の爪切りと違い、犬の場合は切った後に爪を削って丸くしたりする必要もありません。
  3. 愛犬が子犬の内から定期的に行う:早い内から爪の手入れに慣れさせておくと、成犬になっても自ら進んで爪切りに協力してくれるようになります。
  4. ピンクの場所には触れない:犬の爪には2つのパートがあります。そして白いパートはケラチンだけですが、ピンクのパートには毛細血管や神経終末があります。ですので、そのパートがしっかりと分かるように明るい場所で行い、もし切っていいか分からない場所があれば、切らずにおいておいて下さい。残しておいた分はいつでもやり直せますので、ご安心ください。
  5. 愛犬にはポジティブなエネルギーをあげる:爪の手入れが苦手なワンちゃんもいます。なので、お手入れ中には優しく語りかけ、ご褒美をあげると良いでしょう。すると、愛犬も爪切りが好きになり、次の「お手入れ」が待ちきれなくなります!

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。