猫の目の病気について:6つの原因に気をつけよう!

2020年2月15日
猫が動物病院に行く一番多い理由は目の病気です。適切に治療に重要なのは早期発見です。

猫は目の病気になりやすく、犬がかかりやすい病気にもなります。犬や猫の目の問題は緊急事態と考えていいでしょう。涙目や過剰な瞬きなど、通常と違うことに気が付いた場合はすぐに獣医に見てもらいましょう。

目の病気や顔の痛みがある猫は、しばしば食欲がなくなります。そのため、普段と違う食べ方をしていないか注意するようにしましょう。通常の目がどのような状態かを知っておくことで、問題が起きてもすぐに気が付くことができます。

 

1.結膜炎:猫に最も多い目の病気の一つ

結膜炎は猫が最もなりやすい病気です。まぶたの内側と目の一部を覆う膜の炎症で、片目または両目で涙目になったり分泌物が認められたりします。

猫の結膜炎の最も一般的な原因はウイルス性ヘルペスです。しかし、その他にも周囲のアレルゲン、刺激物、細菌感染なども挙げられます。

ペルシャとヒマラヤンは、顔の構造から涙が詰まりやすく、涙目になることがあります。これらの品種では、洗眼液や薬剤を予防的に使用することをおすすめします。

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2.角膜潰瘍

角膜潰瘍は野生に住む子猫に多く見られます。一般的に、潰瘍は角膜が傷つくことで引き起こされます。猫がウィンクのように片目を閉じている、あるいは目の周りに分泌物・傷・発赤・腫れなどがある場合はこの病気の可能性があります。

角膜潰瘍になると眼球に黒い変色した斑点ができることがあります。これは角膜が機能しなくなってきていることを意味します。

3.ぶどう膜炎

ぶどう膜炎は目の内側の血管部分の炎症です。原因は明らかではありませんが、繰り返す炎症や重度の角膜潰瘍が大きな要因だと考えられています。

兆候には、虹彩または瞳孔の色やサイズ、赤いまぶた、光に対しての過敏症、痛み、失明が含まれます。

4.緑内障

緑内障は猫に非常に多い病気です。これは、涙を適切に排出できないことが原因で起きる眼圧上昇が原因です。

これが起こると、蓄積された液体が視覚情報を脳に伝達する視神経に圧をかけます。圧が高くなりすぎると神経が損傷し、失明を引き起こす可能性があります。

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5.失明

失明につながる可能性のあるものはいつかあります。網膜に損傷がある場合、失明は部分的または完全に起き、徐々に悪化する可能性があるため早期発見が鍵です。

猫の動き方や遊び方に変化がないかを観察することを習慣づけましょう。それが目の問題の早期発見に繋がる唯一の方法です。

網膜の損傷は高血圧によって引き起こされることもあり、甲状腺機能亢進症、糖尿病、腎臓病などに繋がることもあります。そのため、獣医での定期的な血圧測定を行うことは目の病気の予防にもなるためシニア猫には重要なのです。

6.猫の目の問題の他の原因

猫の健康問題の多くは他の病気が原因となっていることが多いため、治療と管理をより複雑にしてしまっています。

二次的な目の病気はヘルペス、猫白血病、免疫不全、または感染性腹膜炎などのウイルス性疾患、ならびにクリプトコッカス症によって引き起こされます。

最後に、ほとんどの健康問題と同じように、猫の目の問題も動物病院での定期健診を行うことが早期発見を可能にする一番の方法です。

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