不安の強い犬のなだめ方:犬が感じる恐怖について

2019年4月15日
できるだけストレスから解放することで愛犬を落ち着かせるようにしましょう。

犬と人間は同じような感情を抱きます。過去の否定的な経験やストレスフルな状況は、犬にも人間にも不安発作を引き起こすことがあるのです。愛犬の健康で幸せな毎日を願っているのであれば、愛犬が不安を感じないように予防し、万が一感じてしまった際はその症状を見分けられることが重要です。

 

犬が感じる恐怖、不安、そして恐怖症について

恐怖心は、体制神経とは異なり不随意運動を制御する神経系である自律神経の反応です。自律神経が誘発する不随意的な反応は、闘争・逃走反応を引き起こすことがあります。それはまた、攻撃や差し迫った脅威に対する生理学的反応や麻痺を引き起こすこともあります。この反応は危険な状況を生き抜くために犬の体が引き起こす行動です。恐怖を感じると、体はできるだけ早く「戦うか逃げるか」の準備をします。

恐怖感が持続するとき、または特定の刺激によって恐怖感が引き起こされる場合、これは恐怖症の領域に入っています。恐怖症に関する場所や物だけでも、犬に反応を起こすのです。

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犬の不安のなだめ方 犬  不安  予防

不安の引き金となるのは、未知の未来や想像した危険の予感です。これは恐怖に関連する肉体的、心理的反応を解き放ちます。通常、犬は飼い主と長期間離れている時に不安を感じます。

不安に関連する原因と症状

恐怖心や恐怖症は、それぞれ特徴が異なるため分類が困難なものです。しかし、最も一般的な原因には次のようなものを挙げられます。

  • 病気や痛みを伴う怪我に苦しんでいると犬の不安感は高くなり、恐怖心、恐怖症、あるいは不安症の発症原因になることがあります。
  • 加齢による神経系の乱れ、または中枢神経系の感染症は恐怖、恐怖症、不安を含む問題行動に繋がることがあります。
  • 特にトラウマ的な体験は犬の精神に影響を与えることがあります。そして似たような状況や場所で、あるいは似たような人々の周りで不安発作が起こる可能性があります。
  • 生後14週間前の子犬が隔離、あるいは虐待された場合、性格に影響を与える可能性があります。パニック発作や不安になりやすい神経質な犬になることがあります。
  • 繰り返し飼育放棄される犬しばしば分離不安になります。これは保護施設を出入りする犬にはよくある問題です。

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犬の分離不安 犬  不安  予防

もしあなたの愛犬に上記のような過去がある場合、怯えやすく依存しやすい性格になる可能性が高くなります。いつ不安発作が起きてもおかしくありません。不安発作が起こったとき、そのことに直ぐに気が付いてあげられることが愛犬の命を救うことに繋がるのです。

  • 不安とショックは震える、元気がなくなる、すぐに逃げるなどの形で表れることがあります。
  • 犬がパニックに陥ると、安全な場所に逃げ、自己破壊的な行動を起こすでしょう。
  • 極端な場合には、交感神経からの反応が見られることがあります。これは、前述した自律神経の一種です。最も典型的な外的徴候は下痢や尿失禁です。

犬の不安症の治療法と対策

獣医が犬の不安症を診断できること、そしてその症状のための薬があることを知っている人はほとんどいません。問題が続き、愛犬の命が危険にさらされている場合は動物病院に連れて行きましょう。

最も簡単に予防する方法は、以前に不安を引き起こすきっかけとなった状況や物事に愛犬をさらさないことです。どうしても避けられない場合、撫でる、ご褒美をあげる、できるだけストレスから解放することで愛犬を落ち着かせるようにしましょう。