嵐を怖がる犬を落ち着かせる方法

· 2018年8月18日

音を怖がる犬はたくさんいますが、正しいしつけや犬が安心できる場所さえあれば犬の恐怖を軽減することができます。

嵐を怖がる犬はストレス度が高く、健康に害が出る可能性があります。今回は嵐を怖がる犬を落ち着かせる方法をご紹介します。これを実践し、嵐という困難を乗り越えやすくしてあげましょう。

嵐を怖がっているかを知る方法

犬に恐怖と不安を与える音と光は、まだ獣医によって正式に分類されていません。ペットが反応してしまうものには次のようなものがあげられます。

  • 風の音
  • 稲妻
  • 大気圧の変化
  • 静電気
  • 人間には聞こえない嵐の前に鳴る低周波

これらの現象は人間には何ともないものです。嵐を怖がらない犬にとっても害はありませんが、愛犬の反応は本能的なものである可能性があります。恐怖は無意識な反応をコントロールする脳の一部である自律神経によって生じます。動物では、しばしば「闘争・逃走反応」という恐怖に対しての生理的反応が引き起こされます。

不安な犬

この反応は特定の恐怖が継続的に感じられるときに生じるため、恐怖症として考えられています。嵐、大きな音、爆竹の恐怖は、全て関連していると考えられるでしょう。

嵐の時の犬の落ち着かせ方

治療が行われていない、あるいは診断されていない恐怖症の主な問題は、恐怖症を引き起こす出来事(トリガー)が起こるたびに、攻撃的で不安から引き起こされる本能的反応がより強く繰り返されることです。

恐怖と不安の発作は、きちんと対処しないと犬の性格を長期的に変えてしまうこともあります。健康的で飼い主の言うことをよく聞き、社交的だった犬は、もはや飼い主の言うことを聞かないビクビクした攻撃的な犬になってしまうこともあります。

怖がる犬を落ち着かせる

次にご紹介する方法は、長期的に試すことで犬を落ち着かせることが出来るだけでなく、今後犬が怖がってストレスを感じているときにも何をしたらいいかのヒントになります。

  • 「カームダウン(落ち着いて)」というコマンドをしつけのルーチンに取り入れる。子犬のときから練習しておくことで、長期的な効果が期待できます。あなたが落ち着いてこのコマンドを教えご褒美をもらえると、犬はこの経験をポジティブなこととして記憶します。こうすることで、嵐の時も「カームダウン」のコマンドを出すことができるようになります。
  • 犬が逃げられる「避難所」を作ってあげる。物理的な避難所でなく、犬が安心できる部屋でいいのです。平和と安らぎを感じられる空間です。安全な場所が近くにあれば、犬は自分の感情をよりコントロールしやすくなります。
  • 安心できる服を与えてみる。ある研究によると、ストレスや不安を強く感じている時、ハグをしてもらえるとその人のストレスレベルは下がると言われています。ただし、犬の場合はハグではなく、程よく胸や背中を圧迫する服を着せます。2009年の研究では、これが犬の不安を和らげるという効果が認められました。