野鳥を魅了する庭づくりの方法
鳥はお庭の手入れをして、綺麗に保ってくれる存在です。また彼らは害虫などをエサにして食べますので、招かれざる虫が家に侵入してくるのを防いでもくれるのです。
またお庭に植物があるなら、それも鳥たちが手入れの手助けをしてくれます。ということで、今日はそんな野鳥を庭に招き入れるためのコツをご紹介したいと思います。
野鳥を魅了するお庭を作ろう
まず野鳥のエサとなる食べ物の種類と量は、野鳥を引き寄せる力と比例しています。
庭にエサを置いておくのは冬の期間だけ、と聞いたことのある人もいると思いますが、実のところ、専門家曰くエサは一年中置いておく方が良いそうです。
そしてもし特定の鳥類だけを集めたいならば、その鳥の食志向を研究して、彼らに合わせたエサだけをおくようにしましょう。とはいえ、鳥類が一般的に好むとされている食べ物もあります:
庭に置いておくエサを選ぶ際の注意点として、小麦が多く含まれたエサは避けるようにしておきましょう。実はこれは鳩の大好物なのです。そして鳩は庭を綺麗にするというよりは、どちらかというと汚しがちですよね。
またエサと一緒に、飲み水を置いておくのもちょっとしたコツです。英国鳥類愛護会(The Royal Society for the Protection of Birds)によると、水は2.5cmから10cm程度の深さにしてあげることで、飲みやすいだけでなく、水浴びもしやすくなるそうです。
なぜ植物が大事なのか
いくら庭にたくさんのエサや水を置いたとしても、鳥は木に住みたがります。ということで、もしお庭に鳥が住めるような木があれば、魅力度は大幅アップです。
しかし、木を植えるというのは簡単なことではありません。そんな人におすすめなのは、とりあえず低木や茂みを作るところから始めるというやり方です。この時、茂みもできるだけ深くしてあげた方が、鳥の天敵である猫に狙われにくくなって良いでしょう。
バラやイバラ、スイカズラなどは見た目も良いのでオススメですし、フルーツが成る植物も鳥たちの心を掴んで離さないでしょう。例えばブラックベリーがなる蔓は、野生界においても鳥たちのお気に入りの植物の一つです。
巣作り
もしお庭に大きくて葉が生い茂る木を植えられるなら、そこは鳥たちのお家にぴったりです。その場合は枝の近くに水やエサを置いておける場所を作ってあげましょう。
もし、お庭にそのようなスペースがなく大きな木が植えられないという場合は、巣を買ってきてあげるというのも一つの手です。それをどこか鳥たちにとって安全そうな場所に設置しておくのです。
最も人気な人口巣は、ウールや紙、木などで出来るもので、これも出来る限り水やエサに近い場所に設置してあげましょう。
これらのコツさえ押さえておけば、あとは辛抱強く待つだけです。都会にお住いでしたら、なかなか住み着いてくれないかもしれませんが、でもいつかはきっと努力が実る日がくるはずです!
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。