ニワトリ小屋を建てる前に知っておきたい7つのこと

庭にニワトリ小屋を建てようと考えているのであれば、取り掛かる前に知っておきたいことがいくつかあります。
ニワトリ小屋を建てる前に知っておきたい7つのこと

最後の更新: 26 9月, 2019

自宅の庭にニワトリ小屋を購入、あるいは建てることを考えているのであれば、始める前に知っておきたいことがいくつかあります。ニワトリの購入と飼育は簡単なことではありません。飼育に伴うすべての費用と責任を負うことになるため、準備が必要です。本記事では、知っておきたいことをすべてお話します。

 

1.地域の条例を確認する

ニワトリの飼育に関して、国ごとに法律がことなります。例えばスペインでは、英国王室令が産卵鶏の飼育と保護に関する一連の規則を定めています。この法令では、種類、囲いの条件、およびニワトリの飼育環境についての条件を指定しています。

産卵鶏

お住まいの地域で施行されているあらゆる規則や条例について知っておくことは非常に重要です。法的要件を満たさない環境での飼育には罰金が科される可能性があります。さらに、これらの条例は定期的に変更されることがあるため、最新の情報を知っておく必要があります。

2.十分な広さがあるニワトリ小屋にする

庭にニワトリ小屋を建てる前に、利用可能な場所の大きさを把握しておきましょう。ニワトリ小屋には、正方形、長方形、円形などさまざまな形とサイズがあります。

大きいニワトリ小屋

庭の広さにもよりますが、可能な限り大きな小屋を建てるようにしましょう。既に組み立てられている完成品を購入することも、自分で建てることもできます。また、ニワトリが外に出て新鮮な空気の中で歩き回ることができるスペースを確保しましょう。これは、ニワトリの精神面および健康面で不可欠です。

3.地域の気候に配慮する

ニワトリ小屋が屋外にある場合は、すべての気象条件に耐えられることを確認しましょう。小屋は雨、風、熱、湿気、そして寒さにより経年劣化します。

ニワトリ

特に寒い地域では冬の間もしっかりと保温できることが重要です。同様に、暑い地域ではニワトリが涼める場所を確保することも必要です。

4.ニワトリ小屋の予算

完成品の小屋を購入する場合は庭に設置するだけですが、ご自分で建てるのであればさまざまな材料に予算を割り当てる必要があります。言うまでもなく、コストは使用する材料や小屋のサイズによって異なります。完成品を購入するもよし、ご自分で組み立てるもよし。ご自分に最適なものを選ぶようにしましょう。

庭のニワトリ

ニワトリ小屋を建てるのに最も一般的に使用される材料は次の通りです。

  • 小屋の土台を作る、頑丈で耐摩耗性の材料:亜鉛メッキ鋼板、PVCまたは加工された木材。屋根は必ず防水仕様にしましょう。
  • 金網:小屋の側面に使います。
  • 止まり木:ニワトリに届きやすい高さに設置します
  • 巣作りの巣材:卵を暖かく保つ快適で使い捨ての材料を選びましょう。藁や松葉はおすすめです。
  • 巣箱
  • 床材:木材の削りくずなどの使い捨ての材料を使用するといいでしょう。
  • 餌や水のボウル

5.ニワトリ小屋の内装

小屋を選んだあとは内装の施工に取り掛かりましょう。小屋はニワトリが卵を生み眠る場所なので、安全で、暖かく、快適で動き回れる十分なスペースが必要です。巣作りの場所は4羽のニワトリに少なくとも29平方センチメートルの場所があるようにしましょう。床は湿気を帯びないように底上げします。

ニワトリ 小屋 の内装

6.ニワトリの品種について調べる

ニワトリ小屋を作る前に、実際に飼いたいニワトリの品種について考える必要があります。ニワトリにはさまざまな品種があり、サイズ、羽毛や気質が異なります。在来種、または外来種、産卵鶏、放し飼いの鶏、およびあらゆる雑種などを購入できます。ニワトリは高価なため、初期費用に含めておく必要があります。

ニワトリの種類 ニワトリ 小屋

7.月額費用を算出する

ニワトリ小屋とニワトリ以外にも予算は必要です。言うまでもなく、ニワトリは毎日の餌や水を必要とし、小屋を良い状態に保つには定期的な清掃とメンテナンスも必要です。また、ニワトリの健康状態を維持するのにも獣医の検診が必要になります。

ニワトリの雛 ニワトリ 小屋

そして、費用以外にも考慮すべきことがあります。ニワトリの世話には多大な時間と献身的な努力が必要です。他の動物と同じように、毎日の世話を通して健康であるか注意しなくてはいけません。また、しっかり食べているか、産卵したかなどのチェックが必要です。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。



このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。