インコに関する興味深い事実5選
インコは小さくて美しい鳥として世界中で人気ですが、それだけではありません。彼らはフレンドリーで、とっても利口なのです。という事で今日は、インコに関する興味深い事実をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
インコに関する興味深い事実5選
さて、インコはその見た目だけでなく、行動やライフスタイルにまで面白い事実が隠されています。今日はその内特に興味深いポイントを5つご紹介致しましょう。
インコにはたくさんの種類がいる
誰でも知っている一番有名なインコといえば、「セキセイインコ」でしょう。でも実は、インコは長い間、人口繁殖などを経て色々な種類に派生しているのです。
現在確認されているだけでも16種類のインコがおり、彼らは大きく青色と緑色のインコに分類できます。青いインコは、その名の通り青や白色が中心の羽毛に包まれており、緑インコは緑や黄色の羽毛を持っています。
ペットとして飼われている中でいうと、セキセイインコやシナモンバッジー (Cinnamon Budgie)、イノバッジー(Ino Budgie)、オパリーンバッジー(Opaline Budgie)やアルビノバッジー(Albino Budgie)ラテンバッジー(Latino Budgie)といった所が有名でしょう。
寿命はお世話によって変わる
インコの寿命はおよそ6年から10年と言われています。もちろん、これは種類によっても少しだけ変わりますが、良い衛生環境で育ったインコは15年ほども生きることができます。
つまり、お家で飼われているインコの寿命は、その生活環境やお世話に大きく左右されるのです。もし出来るだけ長くインコと一緒に暮らしたいのなら、彼らの幸せの為にしっかり投資しましょう。
ボディーランゲージを使う
インコは歌が上手どころか、言葉も学習します。でもそれだけではありません。実は、彼らはボディーランゲージを駆使して、感情を伝えたり意思疎通することもできるのです。インコが使うボディーランゲージは非常に複雑で、またあらゆるジェスチャーや動きを取り入れる為、その種類も様々です。
この記事では、有名どころだけをピックアップしてご紹介しましょう。
- 羽を広げる。インコが羽を広げた場合は、いくつかの解釈ができます。例えば、もし気温が非常に高かったりしたら、体温を下げたい可能性があります。
- 跳ねる。インコが枝から枝に跳ね回ってるのは、よく見る光景です。この「跳ねる」という行為はインコが幸せを感じてる証拠で、体が活動的になっているのです。
- 片足立ちする。これも割とポピュラーです。この場合、インコがリラックスしている証拠です。
- 尾を曲げて、羽を上げる。これはメスのインコが繁殖期によくする行為として知られています。
- 羽を体に押し付けている。もしインコがこれをしていたら、恐怖や居心地の悪さを感じているかもしれません。
- 羽を綺麗にしている。インコは羽や体を掃除するのが大好きです。もしインコが毎日何時間もかけてこれを行なっているとしてら、それは良い兆候です。心地よくて安心できる環境にいないと、できないことですからね。
- 黙りこくって、動きを止めている。基本的にこれはあまり良くないサインでしょう。というのも、健康的なインコは一般的に活動的になるのです。もし歌ったり、跳ねたり、動いたり、食べたり…そういう活動をしていないのなら、最悪の場合何らかの病気にかかっているかもしれません。また恐怖を感じている時も、このようになることがあります。
インコは安定の一夫一妻制
インコの習性でも一際興味深いのは、この一夫一妻制でしょう。つまり、一度心に決めたパートナーが出来たら、それは一生を添い遂げる関係であり、パートナーが死なない限り別のインコと新たなカップルになることはありません。とはいえ、多くのインコはパートナーの死に大きなストレスを感じ、中には自殺するインコもいるのです。
ということで、インコを飼うなら一羽よりも二羽がオススメです。ひとりっきりだと、孤独になってしまうかもしれませんしね。
彼らは基本的に、他のインコたちに囲まれながらの方が楽しく幸せに暮らすことができます。また繁殖に関しても、巣を作ってあげたらそこに卵を産んでくれます。
インコは人間の病気にかかる
インコは繊細な動物で、適切なお世話がないとすぐに病気になってしまいます。しかも実のところ、彼らは私たち人間がかかる病気と似たようなものにかかることもあるのです。
例えば喘息や糖尿病、鬱、気管支炎や貧血などが挙げられますね。でもご安心ください、インコがこれらの病気にかかったからといって、人間に感染するというわけではありません。
さて、いかがでしたでしょうか。皆さんにとって何か新しい発見があったなら幸いです。もしかしたら、インコを飼いたくなってきたりもしましたか?
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
Arrowood, P. (1991). Male-male, female-female and male-female interactions within captive canary-winged parakeet Brotogeris v. versicolurus flocks. Acta XX Congressus Internationalis Ornithologici. https://doi.org/10.1055/s-0030-1263259
Navarro, J. L., Martella, M. B., Bucher, E. H., The, S., Bulletin, W., & Dec, N. (1995). Effects of laying date, clutch size, and communal nest size on the reproductive success of monk parakeets. The Wilson Bulletin. https://doi.org/10.1073/pnas.0703993104
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。