【愛犬が逃走!】散歩中に愛犬が逃げ出さないようにするには
散歩中、愛犬に逃げられてしまうなんてことを考えるとゾッとしてしまいますよね。愛犬と旅行やハイキングに行く際にも、このことが頭をよぎることもあるでしょう。今回は散歩中に愛犬が逃げ出さないようにするためのヒントをお伝えします。
散歩中に愛犬を迷子にさせない
散歩中に脱走して迷子になってしまうリスクはたくさんありますが、飼い主としてはそのリスクを下げるべく、脱走防止策を取っておきたいものです。しかし、大前提として、どんなに気を付けていても犬は時に“自分を見失い”あなたの目の前から姿を消してしまうことがある動物だということを覚えていてください。
散歩中に愛犬が逃げ出さないようにするにはどうしたらいいか、次のことを参考にしてみましょう。
1.去勢する
オス犬が逃げる主な理由の1つは、発情期のメス犬を追いかけているからです。何年にもわたって受けてきた訓練よりも本能は強いのです。交尾のチャンスがあれば、オス犬は何キロでも走ります。
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このような迷子や脱走を防ぐためには、去勢手術が有効です。去勢は簡単な手術で、術後は今までの攻撃性は消え穏やかになり、外にいる時もより従順になるなど犬の行動がガラリと変わるでしょう。
2.名前や「おいで」を使ったトレーニングを行う
犬の名前を呼ぶ「コール」や「おいで」といったコマンドは、子犬の時に教えて、生涯にわたって使うべきだとトレーナーは口を揃えて言います。そして、重要なのは遠くに逃げた時に叱るのではなく、戻ってきたときに褒めるということです。
まずは、ごはんの時間や散歩中に名前を呼ぶことから始めます。リードなしで楽しそうに走っていたり遊んでいたりする場合は、リードを付けるためだけに呼んではいけません。こうしてしまうと、名前を呼ばれると楽しい時間が終わると解釈し、次に呼んでも戻って来なくなってしまいます。
3.おもちゃやおやつを持っていく
愛犬の大好きなもので注意を引くと逃走しにくくなります。たとえば、突然逃げ出して名前を呼んでも戻って来なくなってしまったら、ビスケットやドッグフード、お気に入りのおもちゃ(特に音がするもの)を使います。
こうすることで、犬は戻って来たくなります。また、目の前からいなくなってしまっても見つけやすくなるでしょう。
4.タグを付ける
個体識別用のマイクロチップの装着義務化がされている都市も多いですが、チップを埋め込んでいなくても犬の名前とあなたの電話番号が書かれたタグを首輪に付けておくようにしましょう。脱走することを防ぐことはできませんが、迷子になった際に役に立ちます。
5.こぢんまりとした場所や囲いのある場所で走らせる
愛犬と公園に行く際は、囲いのある公園を選ぶと逃走を防ぐことができます。
リードを外して遊びたい場合は、こぢんまりとした場所で行うのがベストです。公園全体で遊ばせるのではなく、特定のエリアに限定することで迷子になるリスクを減らせるでしょう。
6.愛犬との絆を深める
「犬は人間の最良の友」と言われるように、愛犬は大切に接することが重要です。愛犬としっかりとした絆を築くことができれば、逃走をすることもなくなるでしょう。
一緒に遊び、愛情を示し、愛犬のニーズに耳を傾けてあげましょう。愛犬が逃げ出すことを防ぐのにはこれが一番の方法です。また、視覚的なコミュニケーションも重要なため、目を見るようにしつけましょう。こうすることで、必要なときにいつでも愛犬の注意を引くことができます。
いかがでしたか?以上をヒントにすれば、散歩中に愛犬が逃げ出すリスクをぐっと下げることができるはずです。
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Milocco, S., & Dragonetti, A. (2014). Comportamiento normal y ontogenia de la conducta en caninos. Suplemento Tecnico Veterinario.
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