実はシャイな動物?レッサーパンダについて学ぼう!

2019年10月21日
レッサーパンダはヒマラヤ山脈の竹林に生息しており、生息地の破壊のためにこの地球上で最も絶滅の危機に瀕している動物の一つです。

レッサーパンダはネパール、ミャンマー、中国の中部に生息しています。パンダと同様、地球上で最も危機に瀕している種の一つです。

パンダと言う名前と(アライグマのような)姿はさておき、レッサーパンダはとてもユニークな種です。今述べた二つの種のどちらにも属していません。これはアイルルス属アイルル科に分類されるのです。

レッサーパンダの特徴

この動物はたいていはネコほどの大きさをしています。ただししっぽの長さを入れると体長にプラス45センチすることになります。体重はだいたい3キロ~6キロほどです。

レッサーパンダ 特徴

毛皮の色は赤栗毛ですが、お腹と脚は黒い色をしています。しっぽは白と赤のしましまです。耳、ほほ、鼻と目の周りはたいてい白く、そのためアライグマのように見えるのです。

この哺乳類の寿命は飼育されている場合約14年間です。現在世界中の動物園でレッサーパンダの保護プログラムが行われています。これは主に生息地が破壊されているためです。違法猟に加えて、この破壊のために非常に危険な状態に追いやられてしまっているのです。

生息地と食事

彼らの自然生息地は標高1520~4570メートルのヒマラヤ山脈の竹林です。農業や放牧、周辺の森林の伐採が、彼らの生息地を奪っています。これは名前が似ている動物、パンダについても同様です。

レッサーパンダは笹が大好物です。これが食事のほとんどを占めます。肉食動物ではあるのですが、草食の食事を好みます。主に果物や木の根、芽、こけ類、そして笹の葉を食べています。しかし昆虫やみみず、小さな脊椎動物などを食べることもあります。

おもしろいトリビアをご紹介しましょう。レッサーパンダの味覚は甘さを感じることができるのです。モネル化学感覚センターが、さまざまな哺乳類の甘さに関する受容体の遺伝子について研究していた際、このことが明らかになりました。レッサーパンダはスクラロースネオテームアスパルテームなどの味が大好きなようです。

レッサーパンダ 習性

習性

彼らは木に登って暮らす種です。実際、手首の骨がとても大きく、親指のように見えるほどです。これにより木をつかみ、木から木へと移動をとても機敏に行うことができるのです。

彼らは寝るため、巣を作るため、そして敵から逃れるためなど、木をあらゆることに利用します。ユキヒョウは彼らの主な天敵の一つです。

レッサーパンダ 生息地

孤独を好む生き物

レッサーパンダはシャイで夜行性です。繁殖期を覗いて、単独で行動します。繁殖期になると、オスは「ワ」などといった短い一音節の音を発するようになります。

レッサーパンダは犬と同じようにおしっこをかけてなわばりを作ります。おしっこには強いじゃこう質のかおりがあり、それにより他の動物に自分の存在を知らせます。

メスは約115日間妊娠します。一度に1~4匹の子どもを生めますが、一般的には2匹だけです。生まれたときは目が見えませんが、すでに毛が生えています。敵から身を守るため木の上に巣を作ります。

レッサーパンダ 子育て

母親が赤ちゃんの世話や赤ちゃんにエサを与える役割を果たし、90日間巣にとどまります。オスのレッサーパンダは自分の子どもにあまり関心を示しません。

最後のトリビアです。この種は「ファイヤーフォックス」というニックネームを持っています。明らかに、あるウェブブラウザと名前が同じですね。実際、中国語ではアカギツネとレッサーパンダは同じ言葉なのです。しかしファイヤーフォックスのロゴは実際のキツネに基づいており、私たちの愛するレッサーパンダではありません。

この動物と彼らが直面している危機についての意識を高めることで、絶滅を回避する力になれないかと願うばかりです。こちらの記事をぜひ世界中にシェアしてください!