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愛犬に「物を取ってきてもらう」しつけを教えよう

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全ては根気と忍耐です。諦めずに続けることで、あなたはどんなコマンドも愛犬に教えられます。
愛犬に「物を取ってきてもらう」しつけを教えよう
最後の更新: 08 12月, 2018

私たちは犬と遊ぶのが大好きですよね。ボールを投げてそれを追いかけるのを見てるのは楽しいのに、ボールを返して欲しい時、犬が持って帰ってきてくれない!そういう時、「物を取ってきてもらう」というしつけはどうやって教えればいいのでしょうか?もちろん一筋縄ではいきません。けれど、この記事では愛犬に「取ってこい」を短い時間で覚えさせるためのとても簡単な手順をご紹介します。

ボールを「取ってこい」と犬に教える方法

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犬に指示に従うことを教えるのはとても難しいことです。犬は本能でボールを追いかけますが、持って帰ってこさせるのは別の話です。「取ってこい」を犬に覚えさせるには、まず忍耐が必要です。怒鳴ったりせず、正の強化を使わなければいけません。それが「取ってこい」を覚えさせる唯一の方法なのです。

基本のコマンドを教えよう

動物は言葉を行動とつなげるので、もし愛犬に「取ってこい」を教えようと思うのであれば、4つの基本のコマンドを教えましょう。それは、「取ってこい」、「キャッチ」、「持ってきて」、「はなせ」です。最初の二つは、犬は本能的にする行動なので簡単でしょう。愛犬はきっと動くボールを見て、それに向かって走っていきますよ。けれど、その他のコマンドが難しいのです。

愛犬と遊ぼう

犬をボールに慣れさせ、人が投げて犬がただ追いかけるための物ではないのだということを教えるために、まずは座ってボールで一緒に遊ぶ時間を設けましょう。

犬におすわりをさせ、鼻の近くにボールを持ってきてから目で追わせて、犬の興味を引きましょう。犬にボールを取られてもいいですが、それを咥えたまま走っていかないようにしましょう。この時点で、行動と言葉を犬が繋げられるよう、先程のコマンドを使ってください。

コマンドを出すとき

一緒に遊んでいる時に、愛犬がボールをキャッチしたら、「キャッチ!」と声に出しましょう。こうすることによって、犬は言葉を行動と繋げられるようになります。もしボールをキャッチすることが自然にできないようであれば、愛犬がキャッチするまでボールを拾って投げてあげましょう。

キャッチした時には、ちゃんと褒めておやつをあげましょう。コマンドを教えるためには正の強化が一番良いので、何か正しいことをしたらご褒美をあげるのを忘れないようにして下さい。

ボールをキャッチすることを覚えたら、今度は一番難しいことを教えなければいけません…ボールを放すことです。けれど、コマンドを出すまで愛犬にボールを放させてはいけません。必要であれば、ボールを犬の口から引っ張りながら「はなせ」と言って犬にとって覚えやすいようにしても良いです。けれど、愛犬の鼻の下に手のひらを出せば充分でしょう。

これらのコマンドを、犬がボールを放すことを覚えるまで毎日20分ほど、数日かけて練習しましょう。先程も言ったように、ここでは忍耐力が大事なカギとなります。

もし犬があなたのコマンドなしにボールを放したら、「ノー」と言ってボールを返し、言葉と行動を関連付けさせて下さい。そしたら、ご褒美におやつをあげましょう。

愛犬と一緒に遊ぼう!

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犬がボールを取ってきて放すことを覚えたら、今度は遊んで覚える時間です。ボールを投げ、犬が取ってくるまで待ち、名前を呼んで「はなせ」のコマンドを出して下さい。もしボールを返してもらったら、たとえ一回だけでも、それは良い兆しです。そして何より、ご褒美におやつをあげることを忘れないで下さいね!

全ては根気と忍耐です。諦めずに続けることで、あなたはどんなコマンドも愛犬に教えられます。そしてきっと既にある絆をさらに強くしてくれるでしょう。正の強化が一番だということも覚えておいて下さいね。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。