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しつけのアドバイス:おすわりを教える方法とは?

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じっとしているというシンプルな行動でも難しいと感じるわんちゃんもいます。子犬の頃やとても活発なわんちゃんの場合は特にそうです。
しつけのアドバイス:おすわりを教える方法とは?
最後の更新: 19 9月, 2019

わんちゃんにおすわりや待てを教えたいのであれば、一歩ずつ進めていく必要があります。若く元気な子犬の場合、一瞬でも座ることができたらそれは成功と呼べるでしょう。

しかし心配しなくて大丈夫です。一瞬座れるようになれば、それを一秒、二秒と長くしていけるようになるからです。短いセッションを何度も成功させる方が、長いセッションを一、二回行うよりもわんちゃんを従わせる上でずっと効果があります。長く続けても、おそらくうまくできなくてあなたもイライラしてしまうだけでしょう。

おすわりを教える方法

わんちゃんに「おすわり」という掛け声にわんちゃんが反応できるようになるようトレーニングをするということは、しつけの最初のステップであり、最も大切なものの一つと言えるでしょう。

  • ご褒美やおやつ(たいていの場合おやつがベストです)を使って始めましょう。あなたがそれを持っていることをわんちゃんが必ずわかるようにします。
  • わんちゃんがそれに気づいたら、おやつを追いかけてそれを食べようとするでしょう。
  • そうしたら、おやつをわんちゃんの頭の上に持っていき、わんちゃんが上を見上げるようにします。おやつを食べるための唯一の方法が、地面におしりをつくことになるようにするのです。
  • わんちゃんが座ったら、おやつをあげてたくさん褒めてあげましょう。
  • 何回かチャレンジすると、どうしたらおやつがもらえるか理解するようになり、すぐに座るようになります。

覚えておくべき大切なこと

この簡単なステップは、わんちゃんがよく見知った場所で行いましょう。そして気を散らせるものが無い場所であることも大切です。そしてわんちゃんの前に立っているときに、わんちゃんがあなたに注目していることも確かめましょう。また、あなたも全注目をわんちゃんに向けて、アイコンタクトを維持するようにします。

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わんちゃんが一秒またはそれ以上の間座ることができたら、ほめてあげておやつをあげましょう。このプロセスを繰り返しますが、次におやつをあげるのはもう少し長く座れるようになったときにします。

ほとんどの場合きちんと反応できるようになったら、視覚的なサインを加えましょう。わんちゃんにおすわりや伏せを指示したら、「待て」と言いいながら手のひらを下にして鼻の前に持ってきます。

少しの間座れたら、おやつをあげましょう。これをもう一度繰り返し、その度により長い時間座らせるようにします。

わんちゃんがあなたが求めていることを完全に理解したら、学んでほしい手のジェスチャーを使い始めます。おススメなのは体の前で手を水平にして待てのポーズをとることですが、家族みんながわかるものにしましょう。

そしてわんちゃんが座るタイミングで「おすわり」と言います。そうすることでわんちゃんは言葉と行動を結び付けます。そこに手のサインを足すことで、おやつをあげることなくおすわりをする練習ができるようになります。

うまきいかないときは

わんちゃんがおすわりをしなくなったら、(わんちゃんのもともとの体勢により)「おすわり」「待て」「伏せ」と言います。それを行ってから、より短いセッションにトライします。

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しばらくチャレンジして、わんちゃんが「待て」の意味を理解したら、わんちゃんが動いた際には声を低くして正しいことができていないということを伝えます。

しかし罰を与えてはいけません。絶対に、決して、叩いてはいけません。自分が明らかにイライラしていると思ったら、セッションを直ちに終わらせましょう。わんちゃんはそれとおすわりを結び付け、あなたが求めているのと反対の結果に終わってしまうからです。

長時間おすわりをさせるには

わんちゃんが「待て」を理解できるようになったら、どんどんチャレンジを難しくしていくことができます。わんちゃんに「待て」と言ってから足を一歩ずつ後ろに下げていきましょう。

また、わんちゃんに背を向けて待てをさせてみましょう。もちろんまわりに他の人や犬がいないところから始めます。それができるようになったら、まわりに気を散らせるものがある場所でも練習できます。さらに高いレベルでは、あなたがボールをバウンドさせながら行うという練習もあります。あなたのわんちゃんが本当におりこうさんなら、まわりに食べ物を置いた状態でも行うことができるでしょう。

一つ前の段階を習得中なら、新しい挑戦は一つだけ行うようにします。わんちゃんが苦戦しているようなら、後戻りして、時間を短くし、気が散るものを取り除き、わんちゃんに近づいて再チャレンジしましょう。わんちゃんのしつけは究極的には忍耐と継続ですので、大変でもあきらめずに頑張りましょう!


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このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。