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ためらわないで!里親になるべき理由

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里親になろうか悩んでいませんか?今回はその手順を詳しく見ていきましょう!
ためらわないで!里親になるべき理由
最後の更新: 08 11月, 2018

里親になりたいと思う人は多いと思いますが、どうやって里親になるのか分からなったり、本当に飼えるのか心配になったりしてしまうことが多いようです。でも、実際はとてもシンプルなステップで飼えます。飼育放棄、怪我、虐待などを生き抜いた動物たちは、新しい里親を待っているのです。

飼うための最初のステップは、動物保護施設に出向くことです。通常、飼うための手順を開始するのには次のことが必要になります。

  • 成人していること。有効な身分証明書を提示する必要があります。
  • 住所証明書。ペットが住むことになる家の所有者であることを示す書類や、賃貸の場合はペット飼育可能という家主からの証明書が必要です。
  • 引き取り契約書。次のことを約束する証明書に署名する必要があります。
    • ペットの世話をし、最適な環境(住居、餌、運動)を提供すること
    • 必要な獣医療を動物に提供すること。引き渡し時には虫下しとワクチン接種は終わっているはずです。なかにはマイクロチップを埋め込まれている動物もいます。
    • ブリーディング(繁殖)に用いらないこと。
    • 迷子になった、あるいは死亡した際は通知すること。
    • 飼うことが難しくなったら捨てたりせず、動物保護施設へ戻すこと。

費用

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通常、動物保護施設は助成金や補助金といった給付金を受け取ることはありません。むしろ、個人からの資金援助によって成り立っています。多くの場合、動物保護施設にいる間の動物たちの獣医療費は、個人からの寄付によって支えられています。

動物保護施設が設定する条件には次のようなものがあります。

  • 必要条件を満たさない場合、動物保護施設は動物の引き渡しを拒否する権利がある。
  • 動物保護施設は、ペットがこれから住む家や部屋で引き渡しを行うことを要請することができる。
  • 慣らし期間中、動物保護施設は動物の里親との生活を確認し、引き渡し時の約束が守られているかを確認することができる。
  • 捨てられた動物を見つけても、その動物を正式に引き取れるようにまでには一定期間待つ必要がある。これは、飼い主が現れたときのためである。

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里親になれなくても、できることはあります!

里親として動物を飼うことができなくても、他にも動物たちを助ける方法はあります。

  • 寄付をする。経済的な支援、動物たちへの物資やおもちゃの寄付は、保護施設での動物の生活の質を上げることにつながります。
  • スポンサーになる。新しい里親が見つかるまでの間、一匹の動物のスポンサーとなり、経済的な援助をする。
  • ボランティアになる。動物保護施設でのボランティアとして働き、世話をすることもできます。直接動物と触れ合って世話をすることもできますし、動物権利を支援するイベント情報を共有することもできます。または、動物の引き取り後のフォローアップを担当したり、里親希望の人の不安を取り除いたりといった形でボランティアもできます。
  • 一時的な里親になる。正式な里親が見つかるまでの間、一時的に里親になることもできます。

スペインでの統計

現在、スペインには飼育放棄された動物たちを受け入れる保護施設が300ヶ所あります。飼育放棄の理由には結婚、離婚、突然発症した動物アレルギー、赤ちゃんの誕生、フローリングのリフォーム、転職、動物の鳴き声やおもらしが煩わしくなったなどがあります。

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里親になるとき心に留めておきたいこと

新しい里親になるということは、その動物にセカンドチャンスを与えているだけでなく、ペットショップという市場を阻止する手助けをしていることになります。ペットショップにいる動物の多くは罪の意識を持っていないブリーダーにより繁殖され、血統書付きの犬を作り出すために近親交配(インブリーディング)させられたことから遺伝性疾患を患わっています

このため、家に連れて帰る前に、飼おうとしている動物がどこからやってきたのか、きちんと調べる必要があります。飼うことによって発生する食費、獣医療費、その他の費用を認識し、ペットに時間と努力を注ぐ必要があります。動物をたっぷりと愛し、犬であれば散歩に連れて行くことが重要です。また、動物が室内や庭でいたずらをすることもあれば、休暇中などには今までなかった問題が起こる可能性があることも考えておく必要があります。そして、飼い始める前には虫下しをし、不妊手術を行い、マイクロチップの埋め込みを行いましょう。

メリット

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動物保護施設に保護される何千匹もの犬や猫は、何の罪もなくそのような運命にあっています。そして、そのことを理解すらできないのです。大切な仲間と引き離され、見知らぬ人に囲まれ、閉じ込められ、混乱し、怯え、落ち込むのです。

このため、子犬や子猫でなく、大人になった動物を引き取ることは、ケージに閉じ込められる日々を終わらすという最後のチャンスを与えられるというメリットがあるのです。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。