「コング」:犬のための新しいおもちゃ
どんな分野でも常に人々が生み出すものは進化し続け、私たちを驚かせてくれますよね。ペットにおいても同じです。ペットたちをもっと幸せにしてくれる上に、私たちにとっても便利なグッズがどんどん出てきています。おもちゃの コング もその一つです。コングについてもっと知りたくないですか?
コング :どんなおもちゃ?
コングは、梨のような形とミシュランマンのようなブヨブヨが特徴的で、何色ものバリエーションがあります。そして、人気の秘密はその硬さにあります。耐久性があり、まるで不滅なのに動物の歯を傷つけないのです。
さらに、このオモチャの一番すごい所は中に食べ物を入れられることです。ペットの気を引き、食べ物を取り出すために一日中夢中で遊んでしまう事は間違いないでしょう。
コングがなぜ犬にとって良いのか
耐久性があって頼もしい上に、コングは愛犬の脳までもトレーニングできるのです。中に入ってる食べ物を取り出すために犬は何千回と挑戦をするでしょう。
その上、ペットが退屈してしまうこともありません。家でひとりで過ごす時間が長い犬ならなおさらです。
こんなにたくさんの利点があるのに、このオモチャを買った飼い主たちはあることに気づきます。愛犬は最初の数日間しか興味を示さず、その後はオモチャのことを忘れてしまうのです。けれど、コングには説明書がついているはずです。
このオモチャを正しく使うには、トレーニングが必要です。そうしないと、ペットは飽きてしまいます。
コングの正しい使い方
犬が食べ物を取り出そうと苦戦してしまうと、彼らはイライラして諦めてしまいます。ですから、このオモチャを正しく使うにはいくつかの手順があります。
手順1
まずは、初めてペットにオモチャを与える場合、食べ物は緩めに入れておきましょう。きつく閉めてしまうと、愛犬にとって取り出しにくくなり、イライラの原因となります。
コングの中でジャラジャラするくらいの量のドッグフードは初めてなら充分です。取り出すのに時間がかかっても大丈夫です。遊びながら覚えさせましょう。
手順2
2つ目の手順は、ドッグフードを濡らす又は少しベタベタした食べ物を入れることです。取り出す難易度をもう少し上げてみましょう。
これを数日間続けてみて下さい。毎回少しずつ簡単になってくるはずです。そうしたら次の手順に進めます。
手順3
小さい食べ物を少し入れるのではなく、今度はクッキーのような大きな食べ物を一つだけ入れます。愛犬が取り出せないくらい大きい物はダメですが、先程の手順の時よりは難しくするべきです。
手順4
これが最後の手順です。愛犬はこのオモチャにメロメロになってしまうでしょう。もう仕事に行っている間にペットが何をしているのか心配する必要はありません。このコングで遊んでいるのですから。
最後の手順はコングの半分をドッグフードで、もう半分を水でいっぱいにすることです。ドッグフードが水を吸って膨張するように数分おいてから、ペットにあげて下さい。これは難易度が一番高いですが、前の経験からどうすればいいのか学んでいるため、食べ物を取り出すまで挑戦し続けるはずです。
学習期間中、よくできたら毎回ご褒美をあげましょう。ペットをしつけるためには正の強化が一番です。
たまにコングの中におやつを入れておいてあげるのも良いでしょう。きっと愛犬も喜びます!
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。