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実は犬が嫌がっている飼い主の行動を見てみよう!

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犬はどんなに飼い慣らされていても人間と同じ方法でコミュニケーションをとることはありません。そのため、承諾、支配、または警告と犬が誤解してしまう行動は避けたいものです。犬は飼い主にリーダーシップを求めてもいるのです。
実は犬が嫌がっている飼い主の行動を見てみよう!
最後の更新: 25 4月, 2019

あなたの愛犬は、恐らくあなたのことが大好きでそれを毎日示してくれていることでしょう。しかし、実は私たちがやっていることで犬が嫌がっていることもあるのです。多くの場合、それは人間だけに通じる行動で、犬には混乱するものであったり、時にはイライラの原因になったりするものもあります。実は犬が嫌がっている飼い主の行動5つをご紹介します。

ボディーランゲージの不足

私たち人間は表現力豊かな種であり、言葉を通して感情を表すことが多いものです。気付いていないかもしれませんが、私たちは親しい友人に気持ちを話すように、実はいつも愛犬に話しかけているのです。犬はいくつかの単語を反復的な行動と関連付けることができます。例えば、「散歩」「ごはん」「だめ」「いい子」などは覚えやすいキーワードです。しかし、これを理解したからと言ってあなたを理解できるということではありません。どんなに一生懸命伝えようとしても、動物は私たちの言葉を話すことも理解することもできません。

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つまり、犬が私たちを理解する唯一の方法はボディーランゲージなのです。愛犬に新しい合図を教えるときには注意しましょう。知らず知らずのうちに飼い主は犬を混乱させてしまっていることが多いからです。

例えば、犬のある行動を止めてもらいたいと思っているとしましょう。しかし、叱るときに犬にぐっと近付いたとします。実は、これはその行動を承諾したことを意味しているのです。

実は犬が嫌がっていること:ハグ

美しい自然の中で可愛らしい子どもと戯れるゴールデンレトリーバー。そんな写真を私たちは毎日のように目にします。私たちが知る限り、犬は表現力豊かで頼りになる動物であり、飼い主に撫でられることを拒否することはほとんどありません。

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しかし、私たちは人間と動物のコミュニケーション方法は違うということを忘れがちです。犬にとって人間との近すぎる、あるいは長すぎる接触は不快に感じることがあるのです。同一種間での「ハグ」は、犬にとって支配を意味し、縄張りのマーキングになります。

人間が犬にハグをすると、たとえ犬が不快感を示していなくても犬はこれを攻撃的、または脅迫的なものとして解釈する可能性が高いのです。そのため、犬にも適度な距離が必要ということを子どもには可能な限り教えるようにしましょう。

「犬をハグすることは当たり前」という印象をテレビから受けているかもしれませんが、人は犬にハグを我慢させているということを忘れてはいけません。

見知らぬ犬の目をジッと見る

人間の世界では、アイコンタクトをとることはその人との関係を築き、感情的な絆を強めるための良い方法です。しかし、動物界では違います。動物界でのアイコンタクトは、支配性を主張するために使われるものです。

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普段のようにアイコンタクトを取りながら他の犬に近付くと、恐らくその犬はあなたのアイコンタクトを誤って解釈し警戒するでしょう。

近付くときは、あなたの存在をニオイで分からせるためにも手を犬の鼻の高さにして、ゆっくりと近付きます。それから、撫でたり更に距離を縮めたりするようにしましょう。

実は犬が嫌がっていること:自由を与え過ぎること

犬は群れで生活する習慣が今もあるため、あなたをリーダーとして認識しています。自然界では、リーダーが指示を出し、支配関係を踏まえた上で役割を与え、一貫した行動をとります。

そして、あなたの愛犬もあなたにそれを求めているのです。愛犬に指示を出し、その指示に従うようにしつけたからといって、あなたは酷い飼い主になるわけではありません。むしろ、群れの中での役割に慣れるために犬が必要とする構造を与えているのです。

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犬は責任とやりがいを感じたい動物なので、これは支配的な犬には特に重要なことです。訓練は非常に厳しいものであっても、犬が番犬や警察犬として使われるのはこのためです。

他の動物や人と無理やり仲良くさせられること

人間のように、犬も自分と相性が悪い動物や人は避ける傾向にあります。例えその問題の人があなたの姉妹であっても、パートナーの犬であっても、犬は気にも留めません。簡単に言ってしまうと、単純に「合わない」ということであり、今後もそれが変わることはないでしょう。

このように犬が抵抗を感じている動物や人との関係を無理やり良くしようとしてはいけません。愛犬を苦しめるだけでなく、他の人やペットを危険にさらしたり、暴力的な状況を生み出してしまったりする可能性があるからです。もし公園を散歩中に愛犬が他の犬にうなったとしても、仲良くさせようとしないでください。一緒に遊べる仲間になることはまずありません。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。