その被毛が魅力の長毛種と中毛種のネコちゃん10種
長毛種の猫には多くの品種があり、何世紀にもわたる選択交配により作り出されました。これらの猫の多くは、新しい品種を作り出すために交配されるため、見た目が非常に似ています。
猫は毛の長さで長毛、中毛、短毛の3種類に分類されます。FIFe (猫血統登録団体)は国際基準に従い猫の品種を分類しています。
本記事では、最も人気のある長毛種および半長毛種の猫をご紹介します。
長毛種
ペルシャネコ
記事冒頭に登場するペルシャは、最大で体重が約7.9kgの中型の猫です。頭部は大きく幅広で、鼻は低く、丸い目が特徴です。脚は短く、尻尾はふさふさした豊かな毛におおわれています。
落ち着いていて愛情深いペルシャは、豊かなふわふわとした毛におおわれています。しかし、その毛並みを維持するには定期的なお手入れが必要です。毛色はホワイト、クリーム、ブルーなどあらゆる色があります。
ペルシャは腎不全や不妊など多くの健康上の問題を抱えやすいのも特徴です。また、肥満は深刻な健康問題を引き起こすこともあるため、体重には注意することも重要です。
ヒマラヤン
このイギリスの品種は先祖であるペルシャによく似ていますが、その毛色はシャムに似ています。
アメリカンカール
アメリカンカールは比較的新しい品種の猫で、1980年代に初めて発見されました。アメリカンカールの最も際立った特徴は、後ろにカールする独特の耳です。
サイベリアン・フォレストキャット
サイベリアンはしっかりとした骨格の大型の猫で、名前が示すようにロシアが原産です。その被毛は豊かで、寒さと湿気から体を守ります。毛色は通常タビー系ですが、バリエーション豊かでもあります。
サイベリアンは社交的で愛情深い猫です。非常に賢く機敏でもあり、登ったり水で遊んだりすることが大好きです。
合わせて読みたい『猫は夢を見るの?:猫の睡眠段階について学ぼう!』
中毛種
中毛種の猫の被毛は長毛種まで長くはありませんが、定期的なブラッシングは必要です。
メインクーン
メインクーンは世界で一番大きい猫の品種として知られていて、体重は約3.9~10キロにもなります。最も特徴的なことにオオヤマネコのような耳が挙げられます。
メインクーンは落ち着いていながら社交的で、新しい環境にもすぐ馴染む愛情深く遊ぶことが大好きな猫です。活発なメインクーンは登ったり探検したりするのが大好きなので、しっかりと動き回れる屋外スペースが必要です。
ノルウェージャン・フォレストキャット
ノルウェージャン・フォレストキャットは、体重が最大で約8.9kgにもなる大きな猫です。活発で好奇心旺盛なこの猫は、メインクーンと外見が似ています。
バーマン
ビルマの神聖な猫としても知られるバーマンは、穏やかで遊び心溢れる社交的な性格で一人になるのを嫌います。バーマンはポイントカラーの猫で手足は白く、目は濃いブルーなのも特徴です。
ラグドール
ラグドールは元々ターキッシュ・アンゴラとバーマンを交配して誕生したため、美しい青い目をしています。見た目はバーマンに似ていますが、性格の点でラグドールは大きく異なります。ラグドールは人と一緒にいることを好む、従順で社交的で愛情深い猫です。
関連記事『美しい長毛種の猫5選:あなたも魅了されるかも?』
ターキッシュ・アンゴラ
ターキッシュ・アンゴラは通常白い被毛で、左右で緑と青と異なる色の瞳をしていることが多いのが特徴です。この猫は穏やかで遊ぶことが大好きな人懐っこい性格で、水が好きなことでも知られています。遊ぶスペースをしっかりと確保してあげましょう。
ソマリ
ソマリの被毛は柔らかくふさふさとしていて、ピンととがった耳からも毛が生えています。毛色は見事な黄金色で、大きなアーモンド型の目をしています。
ソマリは筋肉質な中型猫です。この記事でご紹介してきた他の猫のように、活発でエネルギッシュな品種です。
長毛種の猫を飼おうと検討している方は、定期的なブラッシングをする必要があることを覚えておきましょう。小さい頃からブラッシングに慣れさせておくと、成猫になってからもお手入れがしやすいですよ。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Razas de gatos. Hillspets
- Razas de gatos. Purina
- Razas de pelo largo. Royal Canin
- Feelscat
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。