エキゾチックでユニークな猫たちを5種類ご紹介!
エキゾチックな猫はその特徴や希少さ、そして中には新しい品種であるために人々の注目を引きます。この記事ではそんなエキゾチックな猫たちを見ていきましょう。
エキゾチックな猫の品種
誰も飼っていないようなペット、あるいはいつもとは違うペットを求めている人もいます。エキゾチックな猫はオリジナリティあふれるペットなだけでなく、飼い猫としてとても楽しめる猫です。
1.スフィンクス
この品種は1970年代終わりに作られ、一番の特徴は何と言ってもヘアレスであることです。しかし、実際には完全に無毛ではありません。よく見ると非常に短い産毛が生えていますが、あまりにも短いためヘアレスに見えるのです。スフィンクスは他の猫のように被毛がないため、太陽と寒さに弱い猫です。
また、スフィンクスは体に比べて小さな頭と非常に大きなとがった耳が特徴でもあります。そのほかの特徴は、思わず見つめてしまう大きな目です。
2.サバンナキャット
サバンナキャットは、大きな猫を飼いたいと思いながらも諦めてきた人に最適です。この猫は、2001年に正式に認められた新しい品種です。
サバンナキャットは、一般的な飼い猫とアフリカの野生の猫を交配することでこの世に誕生しました。このため、その斑点模様の被毛からヒョウやオセロットと間違える人もいます。サバンナキャットは体重が最大で15kgにもなる大きな猫です。(ほとんどは約4kg程度です。)
3.スコティッシュフォールド
耳が無いように見えるこの品種も人々の注目を集める猫です。もちろん耳はあるのですが、非常に小さく内側に折れ曲がっているため無いように見えるのです。ノルウェージャンのメスとブリティッシュ・ショートヘアーのミックスで生まれたスコットランド起源の品種です。
この猫を特徴的なルックスにしている遺伝子は、大きな痛みを伴う若年性関節炎を引き起こす原因となる遺伝子と同じだと言われています。もこもこした毛並みで、とてもチャーミングな顔をした猫です。また、性格もフレンドリーで落ち着いていて、子どもや他のペットとの相性も抜群です。
4.カオマニー
タイ原産のカオマニーは、タイでは何百年にわたって知られている猫です。タイ語で「白い宝石」という意味をもつカオマニーは、世界の他の地域ではダイアモンドアイキャットと呼ばれています。左右で青と緑の異なる瞳の色をしているためです。
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筋肉質でスポーティーな体は真っ白な被毛で覆われています。カオマニーは好奇心旺盛で、知的で、人懐っこいのも特徴です。
5.ラパーマ
この記事の最後を飾る猫は、1982年にアメリカで生まれたラパーマです。ラパーマは、一緒に生まれた子猫の中で1匹だけ遺伝子突然変異により、他の兄妹よりはるかに少ない量の毛で生まれました。
そして、その猫の初めての妊娠では、あらゆる毛色の5匹の子猫が生まれました。ラパーマの毛は縮れていて、とても柔らかい手触りです。また、尻尾は他の体の部分よりもふわふわしています。ラパーマは明るく活発な性格で、非常に愛情深いのも特徴です。
今回ご紹介したエキゾチックな猫の他にも、コーニッシュレックス、ティーカップペルシャ、ロシアンブルー、ジャパニーズボブテイルなどがいます。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。