ワンちゃんが休みたい時に見せる姿勢6選を知っておこう

2019年6月3日
そもそも犬が長時間睡眠を行うのは元をたどれば彼らの先祖であるオオカミまで遡ります。犬は夜ぐっすり眠るのはもちろん、1日に20時間寝ることもあるのです。それだけ長く寝ていれば、当然寝相のバラエティも豊富になってきますよね。

そもそも動物とは、睡眠をしたり休息する際のポジションがそれぞれ異なります。これは犬に関しても同じです。確かにワンちゃんは歳をとるにつれて寝相にも癖が現れてくるのですが、それでも「多くの犬に共通している姿勢」というのも確かに存在しています。ということで今日は、その中の6つに焦点を当ててご紹介したいと思います。

哺乳期の子犬たちは常に固まって寝ます。これは体温を保持するために行なっていることなのですが、だいたい一匹ぐらいは異常に体の柔らかいワンちゃんが混じっていて、おかしな体勢で寝ちゃっています。

そんな子犬たちですが、彼らの寝相も成長するにつれてどんどん合理的になってきます。気分や警戒レベル、周りの環境などに合わせて異なる体勢で寝るようになるのです

確かに健康的なワンちゃんなら、成長するにつれて体で出来ることが増えてきます。自分の生存や幸福のために、色々な状況で臨機応変に寝ることが出来なければならないのでしょう。

犬における睡眠の重要性

犬がオオカミから受け継いだ遺伝子によって、ワンちゃんは1日に何度も睡眠を行う動物となりました。子犬なら1日20時間、成犬でもおおよそ13時間程度も寝るのです。しかも老犬へと近づいていくにつれて、またどんどん子犬並の睡眠時間に近づいていきます。

成犬は13時間程度寝ると言いましたが、その内夜間に寝ている時間はおよそ8時間程度です。つまり残りの5時間は日中のお昼寝でまかなっているというワケです。また犬も人間と同様、しっかりと休息を行いたい時は深い眠り(レム睡眠)を行います。

床の上で横になる犬

寝場所も犬にとっては非常に重要です。心地よくて適切な大きさの寝床が必要になる上に、天気のことも考慮して暑すぎず寒すぎない場所が必要となります。

しかも犬は社会的動物です。孤独は嫌なのです。だからでしょうか、昼寝をする前に飼い主の近くに行くワンちゃんが多いんですよね。

また休息に関しては日頃の訓練も重要になってきます。「お座り」や「寝転べ」といった基礎的な命令は、愛犬に休息を取らせることにも繋がります。つまり、この命令を覚えさせれば、より訓練が長続きして複雑な命令を教えることも出来るようになるのです。

ということで、この記事では犬における6つの睡眠(休息)ポジションをご紹介します。実際はもっとたくさんの寝相があるのですが、全部紹介していくわけにも行きませんので、今日のところは一部だけを切り取ってお伝えしましょう。

ワンちゃんがよくする寝相や休息時のポジション

お座り

犬といえばコレ、といっても過言でも無いような姿勢。そうです、後ろ足を曲げて地面にお尻をつけ、前足はピンと張り上半身が前を向いている、あの姿勢です。この時、寛骨(かんこつ)と会陰(えいん)が地面についている状態になります。

変化形として、ワンちゃんの後ろ足が完全に地面にくっついておらず、いつでも立つ準備ができている姿勢があります。この姿勢だと、一瞬のうちに起き上がることが可能になるのです。

お座りする犬

うつ伏せになる

これは一定レベルの警戒心がある時に行います。この姿勢ではワンちゃんの肘と胸骨が床についている状態で、これは頭を上げるか下げるかだけで覚醒と睡眠を行き来できる万能な姿勢なのです。つまり、短い昼寝をしつつもすぐに覚醒できる状態で寝ているのです。

お腹をつけて座る犬

これにも変化形が存在しており、それは脚全体が完全に床についている状態です。こうすると腹部全体を床に当てることが出来るため、ワンちゃんが体を冷やしたい時などによく行いますでも成犬よりは子犬の方が頻繁にやるイメージですね。

横になる

犬が睡眠を行う際に最もポピュラーな姿勢が、これでしょう。体の右側か左側のどちらかが完全に床についている状態なのですが、これにより体全体を休めることができ、しっかりと睡眠をとることができます。したがって犬がレム睡眠に入る際には、このような姿勢をしていることが多いです。

ベッドで横になる犬 姿勢 休息 ワンちゃん

横になりつつも胸は地面につけている

この姿勢は、2本の前足と胸部は地面にしっかりついていながら、下腹部(外側大腿骨部分)は横になっている状態です。これもまた、休息をとりながら一定の警戒レベルを保つポジションの一つです。

寝ながらこちらに注意を向ける犬 姿勢 休息 ワンちゃん

仰向けになる

背中を地面につけて、足を開き、腹部ががら空きの状態です。基本的には体を冷やすために行うもので、これも成犬よりも子犬の方によく見られます。

仰向けに転がっている犬 姿勢 休息 ワンちゃん

丸まる

これはぐっすり眠りたい時に行う姿勢で、REM睡眠に入りやすくなっています「丸まる」という表現がどこまで正しいのかは分かりませんが、後ろ足を頭の方まで持っていき、まるで小さなボールのようになる姿勢です。

丸まっている犬 姿勢 休息 ワンちゃん

この姿勢になるためには、後ろ足が鼻につく辺りまで脊椎を丸めることになるのですが、結果的に体温を高くとどめることとなり、質の良い睡眠が取れるのです。

さて、お伝えした通りワンちゃんは様々なポジションで睡眠や休息を行います。人間と同様、ワンちゃんの性格や個性も十匹十色で、それら個性が寝相にも現れるのです。ただ、今日紹介した姿勢はその中でも最もポピュラーなものでしょう。

これらの姿勢はトレーニングによって変えることも可能です。もし愛犬の睡眠方法に問題等があれば、プロのトレーナーさんの手を借りても良いので、ぜひ訓練で矯正してあげて下さい。