サルモネラ感染症は愛犬から?予防策を見てみよう!

2019年8月9日
ペットから人間に伝染する病気はたくさんあります。そのうちの一つに、サルモネラと呼ばれる細菌を作り出す病気があります。予防には適切な衛生が不可欠ですよ。

サルモネラは人間とペットの両方に影響を及ぼす細菌です。この記事では、この病気について、愛犬が感染しないための予防策、そして感染リスクを減らす方法をご紹介します。また、愛犬からサルモネラが感染するのかという質問にもお答えしていきます。

犬のサルモネラ:知っておきたいこと

サルモネラ菌は、きちんと洗っていない食べもの、汚染された水、または感染した他の動物の糞を介して犬の体内に入り込みます。生の食べものをよく食べる犬もこの病気にかかる傾向にあります。さらに、栄養失調の犬、過密状態で飼育されている犬、または免疫制御に問題がある犬も感染の可能性があります。

腸内寄生虫のいる場合や、不健康な環境で飼育されている場合もサルモネラに感染するリスクが高くなります。また、同様に子犬やシニア犬もサルモネラに感染するリスクがあります。

症状

この細菌感染症の主な症状は、下痢、嘔吐、発熱です。治療が遅れると脱水だけでなく、肝臓や肺に影響し、細菌が血流に入った場合は腎臓に膿瘍が出来ることもあります。

愛犬がサルモネラに感染しているかは糞便検査を行う必要があります。しかし、急性感染症の場合には血液検査を行う獣医もいます。

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通常、サルモネラ菌は一般的な抗生物質に耐性があるため、専門家は重症化した場合は医療的ケアが必要と言います。この医療ケアとは通常、スルホンアミドまたはキノロンです。重症ではない場合は、通常は水分摂取とバランスの取れた食事で十分です。

 

サルモネラの予防策

まず、愛犬がサルモネラに感染しないように、できる限りのことはしましょう。つまり、与える食べものはしっかりと洗う、生肉の場合は衛生的な店から購入するなどです。

また、散歩中の行動や他の犬との接触には気を付ける必要があります。糞は嗅がない、そして食べないようにして、水の容器が汚い場合は水を飲ませてはいけません。

自宅に犬を他にも飼っている場合、犬同士、あるいは家族に感染しないように衛生管理を行いましょう。

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愛犬からサルモネラ感染症はうつる?

専門家は、サルモネラ菌は人獣共通感染症であると考えています。つまり、人間にも感染する可能性があるということです。そうです、愛犬からサルモネラ感染症はうつるのです。この理由から、自宅での衛生管理は徹底しましょう。愛犬が感染していないと思っていても、まだ気が付いていないだけかもしれません。

例えば、愛犬がウンチをしたらその日のうちに手袋をして片付け、ゴミ袋の口はしっかりと閉じます。別の有効な予防策は、ペットが通常オシッコやウンチをする場所を消毒することです。愛犬の排泄物の処理が終わったら、必ず手をしっかりと洗うことが重要です。また、ペットに自分の顔を舐めさせるのはおすすめできません。愛犬と遊んだ後は、抗菌石鹸を使って手を洗いましょう。

信じられないかもしれませんが、サルモネラ菌を伝染する主な動物は犬と猫です。しかし、カメや鳥(ニワトリを含む)を飼っている場合にも注意は必要です。

愛犬からサルモネラ菌が感染するかという質問の答えは、はっきりとした「YES」です。つまり、感染原因を可能な限り避け、自宅での衛生管理を適切に行うことが重要なのです。こうすることで、大切なペットがサルモネラに感染することなく、飼い主のあなたにも感染することがなくなるのです。

  • Terrier, B., & Martinez, V. (2012). Salmonelosis. EMC – Tratado de Medicina. https://doi.org/10.1016/s1636-5410(06)70402-0