ペットにとって最高の飼い主となるために
最高の飼い主になるにはどうしたらいいのか?そんな知識を持って生まれてきた人は1人も居ません。逆に言うと、子育てと同じで後から学んでいけるということです。良き心と愛情さえあれば、ペットが必要とする全てを与えてあげることができるようになり、そして彼らにとってのヒーローになれるのです。
最高の飼い主に近づくためのコツ
最低限必要なことをするのは飼い主として当然のことです。今日はそれ以上の飼い主になるためのコツをご紹介しましょう。
1. ペットの健康に気を遣う
一年に一回はペットを定期検診に連れて行きましょう。そして定期ワクチンの接種も欠かさず行って、したければ任意のワクチンを接種させても良いでしょう。動物病院では専門家が、何か病気や怪我などの症状が出ていないかなど健康状態をチェックしてくれます。そして、もし問題が見つかれば対処法まで教えてくれるのです。
2. 寄生虫予防を行う
ダニやノミはワンちゃんの大敵です。しかも、これはただ痒くなるだけじゃなく、病気をもたらす危険性もありますし、人にまで感染するかもしれません。医療当局が色々な駆虫方法を策定しているはずですので、その中からお好きなものを選んでください。
3. 健康的な食事を与える
自分のペットに最適な食生活は何か、それを知るためには動物病院やブリーダーさんなどの専門家に聞くのが一番です。犬種や体重、年齢、運動量などに応じて食事の頻度や量などによってどんな食べ物がその子に合っているのかが変わってきますので、ぜひ一度相談してみてください。食事とペットの健康は直結しています。最高の飼い主になるためには、その子が本当に必要としている食事を与えることでもあるのです。
もちろん水も大事です。水分補給は(人間でも同じように)ペットの健康には欠かせません。特に夏や、直射日光をたくさん浴びている水は傷みやすい水は傷みやすいので、毎日欠かさず入れ替えるようにしましょう。ワンちゃんには冷たくて新鮮な水が必要なのです。
4. 歯磨きをしてあげる
お家でしてあげるのも良いですし、動物病院でもやってくれます。とにかく、犬や猫は自分で自分の口内衛生を保つことができませんので、ここはあなたの出番です。市場には歯磨き粉を始め、口内衛生に関する色々な商品が出回っているので困ることはないでしょう。また、歯を綺麗にする用に作られた「噛むタイプのおかし」などもありますので、歯磨きが難しいという方にはおすすめです。
5. 去勢する
最高の飼い主はペットを去勢する、とはどう言う意味でしょう?これには色々な理由があります。まず、捨てられる動物の数を減らすことに繋がります。また去勢されていない動物は、乳がんや卵巣癌、精巣がんなどのリスクが高く、それらのリスクを減らす意味もあります。さらに、去勢済みのワンちゃんは、より穏便になる傾向がありますので、喧嘩したり逃げ出したりすることが少なくなるのです。しかし、去勢を行うと犬は肥満になりやすいので、食生活に気を使ってあげる必要があります。
6. 名札をつけたりマイクロチップを埋め込む
外に出るときはリードをつけるようにしたり、去勢手術を行ったり。色々なことをしてても、何か驚いた拍子にいきなり逃げ出したり事故に巻き込まれるなどの「想定外」はいつも起こり得ます。名札は安価ですので、是非一つ購入して、そこにペットの名前やあなたの電話番号などを書いておきましょう。こうしておくと、何かあったとき誰かがあなたに電話してくれます。またマイクロチップに関しては、年々多くの国や都市で義務化されてきています。これで、迷い犬や猫を探したりするのが随分と楽になるのです。
7. お風呂に入れてあげたり、毛をブラッシングしたりする
これは見た目を良くするだけに留まらず、ペットをより清潔にするという意味でもあるのです。お風呂に入れる頻度は、ペットの毛の長さ(長い、中ぐらい、短い)や季節(夏は汚れやすい傾向にあります)、運動(良く遊ぶワンちゃんは家でゆっくりしているワンちゃんに比べて汚れやすいと思います)、そして年齢(子犬は成犬に比べて汚れやすい)などによって様々です。お風呂に入れる際には是非シャンプーを使っていただき、乾かすのも忘れずに。濡れながら街に出たりすると衛生上良くないですからね。また、この際に毛のブラッシングも一緒にやってしまいましょう。きっとキラキラ輝くような毛並みになるはずです。
8. 一緒に遊ぶ
確かに、近代人の自由時間はどんどん短くなっていっています。でも最高の飼い主になるためには、ペットとの時間を大切にしなければなりません(動物王国では、あまりに時間の少ない人には犬や猫を飼うのをオススメしていません)。何より人と遊んでるとき、ペットたちは楽しそうですよね。ボールを投げてあげたり、公園に行って草むらでゴロゴロさせたり、他の動物たちと一緒に遊ばせたり、色々なことをしてあげましょう。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。