夏場に犬がかかりやすい病気について見てみよう!
温かい夏は愛犬を連れて外遊びを楽しんだり、旅行に出かけるのにピッタリな季節です。ただし、夏の気候は衛生状態の悪化や感染症の起こりやすい環境でもあるので、飼い主は注意しておかなければなりません。
夏場に犬がかかりやすい病気は?
夏になると、愛犬とお出かけする時間を増やす飼い主はたくさんいます。散歩や日向ぼっこ、海やプールへのお出かけ、旅行、公園での運動など、夏はアウトドア活動を楽しむのにはもってこいです。
犬はこういったお出かけが大好きですし、特に飼い主と一緒に新しい場所を探検するのをとても喜ぶでしょう。
ただし、こういった活動を予定しているのなら、病気の予防にだけは気をつけておかなければなりません。これら夏のお楽しみのすべてが、ワンちゃんにとっての健康リスクをも同時に秘めています。外出や外遊びは犬の健康にたいへん重要ですが、同時にさまざまな病原体に接する機会にもなります。
ここからは、夏に多い病気とその予防法について紹介しています。ワンちゃんの行動や様子に変化があったときは、すぐにかかりつけの動物病院を受診するようにしましょう。
耳炎
夏場の犬の病気としては耳の感染症や炎症が非常によく見られます。夏には外遊びで汚れる機会も増えるので、犬をお風呂に入れることも多くなります。また海やプールなどで過ごすことも増えます。
これらによって耳の中に水分が溜まると、細菌や菌類、酵母などの繁殖する原因となります。こういった微生物が増えると耳が腫れたり、耳の穴の内外に感染症が発生することがあります。このため夏には耳炎のリスクが高くなるのです。
こういった夏場の感染症を防ぐため、お風呂やプールの後にはすぐに耳をよく乾かすようにしてあげましょう。乾いたガーゼやきれいな布で耳を拭いてあげるとよいでしょう。変わったことがないか、2,3日ごとにワンちゃんの耳をチェックしてあげるのも有効です。2週間に一度、耳掃除をするのも衛生状態を保つのに役立つでしょう。
皮膚病
犬の皮膚は非常に繊細です。夏場に気をつけなければならない代表的なことがらには、たとえば強い紫外線、外部寄生虫、海水の塩分、プールの化学物質などがあります。
こういった原因から、日焼けや発疹、腫れや感染症などが起こり得ます。こういった病気からワンちゃんを守るための予防法をいくつかご紹介します。
日焼け止めを塗る
日光を浴びすぎることは人間にも犬にも危険です。日焼けだけではなく、皮膚がんのリスクも高まります。毎日の日焼け止めで愛犬の皮膚を守りましょう。ただし、人間用の日焼け止めは使わないようにしてください。ペットショップに行けば犬用のものが手に入ります。
体が濡れたままで放置しない
愛犬の毛や皮膚が長時間濡れたままにならないよう、適宜乾かしてあげましょう。感染症の元となる細菌や菌類、酵母などは湿った皮膚を好みます。海やプールで泳いだ日には必ず体を完全に乾かすようにしてください。
寄生虫対策
気温が高いときには外部寄生虫がより繁殖しやすくなるので、ワンちゃんが蚊やノミ、ダニなどと接触する可能性も増えます。激しいかゆみや炎症を引き起こすリスクに加えて、寄生虫は深刻な病気を媒介することもあります。夏が来たら寄生虫対策を行いましょう。
胃腸の病気
高温や寒暖差、食べ物の変化などは胃腸の病気を引き起こすことがあります。これらを防ぐために、愛犬の食事や水を飲む量にはよく注意を払っておきましょう。
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