【ワンちゃんと健康】子犬のしゃっくりを止める方法ってなに?
子犬がしゃっくりをするのは、極めて普通のことです。横隔膜の不随意収縮であるしゃっくりは、食べ過ぎやひっきりなしに動き回ることが原因かもしれません。
しゃっくりは嫌なものですが、普通は数分で自然に治ります。ですが、しばらくの間、時には1日中続くこともあります。今日は、子犬のしゃっくりを止める方法をご紹介しましょう。
まずは、しゃっくりの種類と原因を考えましょう。子犬のしゃっくりにはいろいろな原因があります。中には、原因が2つ以上隠れていることもあるでしょう。
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犬がしゃっくりするのを防ぐには
しゃっくりの一番よくある原因は、風邪です。子犬が床や地面の冷たさから身を守るには、毛布が必要です。特に胸やお腹の辺りを寒さから守ってあげましょう。
小型犬の中には、常に風や寒さから身を守ってあげなければいけない種類のものもいます。専用の服を着せてあげることも体温を保つ助けとなるでしょう。
風邪の次に多い原因は、早食いです。犬の早食いを止めさせる方法はいくつもありますので、必ずしも犬のデイケアに連れて行かなくてはいけないということはありません。自宅でもきちんと教えれば、忍耐を学び、ゆっくりと食べるようになります。
子犬に教える典型的な方法をご紹介しましょう。一食分のエサを6つに分けます。分けたエサを一回ずつ与え、食べたら30秒置いて、また次の分を与えます。
ストレスのかかる状況がしゃっくりの原因となることがあります。子犬がしゃっくりをしたら、思い当たることがないか考えてみましょう。食べ物や寒さに問題がなければ、慢性的なストレスを抱えているか、何かに怯えているのかもしれません。
ストレスを抱えているのにしゃっくりを放置しておいた場合、他の病気を併発してしまうこともあります。何がストレスなのかがわからない場合、犬の心理学の専門家に相談しましょう。
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消化不良や不耐の食品を食べることもしゃっくりの原因となり得ます。この場合、前日に何を食べたかを確認しましょう。
子犬や若い犬は、目の前にあるものを何でも食べてしまうことがあります。毒性のある植物やプラスチックのかけらなど、通常の食事でないものは何でも胃腸のトラブルやしゃっくり、その他様々な問題の原因となるでしょう。
子犬のしゃっくりを止める方法
通常、しゃっくりは自然の反応です。胃がガスを排出するのを助ける横隔膜の不随意収縮です。また、食道の不快感を伝える”メッセージ”でもあります。
しゃっくりはまた、横隔膜機能をつなげる神経協同作用のバランスをとります。よく似た音である呼吸トラブルと混同することもあります。頻繁にしゃっくりをするようであれば、一度獣医師に診てもらいましょう。
しゃっくりが出ると、子犬は怖がってしまうことがあります。ですが、痛みや不快感を感じているということではありません。一番良いのは、まず、子犬を落ち着かせてあげることです。間違っても、驚かせてしゃっくりを止めようなどと考えないでください。
驚かせることは、不安感を悪化させることにしかなりません。成長するにつれてしゃっくりの回数は減っていくでしょう。
まとめ:
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。