庭のホースを上手く使ってワンちゃんを洗ってあげよう!
お風呂が苦手な犬は多くいますが、暑い日などは庭のホースを使って庭で体を洗うことができます。
犬が大きい場合は特に、庭で洗ってしまえば入浴がとても簡単になりますが、いくつかの注意点を覚えておきましょう。
庭のホースを使って犬を入浴させるためのヒント
準備
犬を庭のどこで洗うのか決めましょう。
近くに蛇口がある場所を選んだら、水が冷たすぎないことを事前に確認してください。
暑い日などは水が温かいはずですが、水が冷たい場合はより暑い日まで待ちましょう。
家の中に犬を入れてもいい場合や、家の中で飼っている場合は、庭のホースから出る水の温度が低い場合は、水温の調節ができる室内の浴室で犬を洗いましょう。
水の温度が適温ならば、次の段階に進みます。
入浴中に犬が必要とするものを全て用意してください。
犬用のシャンプーは蓋を開けて用意します。
それ以外には、タオル、スポンジ、そして体を拭くタオルなどはすべて、手が届く範囲に置いてください。
そして犬が逃げだそうとしてもすぐ掴めるように、首輪はつけたままにしてください。
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シャンプー
シャンプーは犬用のシャンプーを選びますが、その中でも犬の毛のタイプに合ったものを選んでください。
また犬の皮膚や粘膜を刺激しないものを選んでください。シャンプーには、犬が苦手とする香料などが含まれていないものを選んでください。
犬のニオイが気になることもあるでしょうが、ニオイがきついシャンプーを犬が嫌がっては汚れは落ちません。
中性のシャンプーを選ぶ
犬の首輪はナイロン製のものを選びましょう。
皮は濡れてから乾くと収縮するため、犬の首を締める結果となります。
犬の首輪はナイロン製のものを選ぶか、革製を使用したい場合は、きつくなりすぎないように注意してください。
庭のホースを使用する前には、前述の温度と同様、水圧を確認することが重要です。
水圧が強すぎると、犬が怖がって逃げようとすることがあるため、可能ならはシャワーヘッドなどを購入して、犬にとって楽しい時間になるように心がけてください。
犬が嫌がらなければ、耳の中にボール状の綿を入れて、耳を保護しますが、綿は十分な大きさがあるものを選んでください。
入浴
入浴中は、犬の頭を濡らさないように、首と背中が完全に濡れるまで、首の後ろから水をかけてください。
スポンジなどを使って体をしっかりと洗います。
腹部、鼠蹊部、肛門などをはじめとして、それぞれの脚を慎重に洗ってください。
汚れだけでなくシャンプーの泡をしっかりと洗い流してください。
犬の顔を洗うときは、濡らしたタオルなどを使って拭きましょう。犬の耳に水が入らないようにしながら顔を綺麗にするお勧めの方法です。
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犬を乾かす方法
庭ののホースを使って犬を洗った後は、吸収力のある大きなタオルを使ってしっかりと犬を乾かします。
長毛の場合は、毛をまず絞ってからタオルを背中に当てて乾かします。
こすらないように気をつけて、毛玉が絡まらないように注意してください。
ドライヤーを使う場合は、犬の繊細な皮膚が火傷をしないようにドライヤーの温度を設定してください。
毛が乾いたら、ブラッシングをして毛玉などを予防してください。
ご褒美
庭のホースで犬を洗うときには、静かな口調で犬に話しかけてください。また犬の首輪を引っ張ってはいけません。
犬がおとなしく庭のホースを体を洗うことができたら、犬のお気に入りのおやつを与えてください。
ご褒美を与えることで、お風呂が楽しい時間だったという記憶が残り、次の入浴では最初ほど抵抗しないでほしょう。
犬を洗う頻度
犬を洗う頻度は、犬の種類、大きさ、毛の長さと種類、そして犬の行動パターンによって異なります。
外で過ごす時間が長い犬の場合は、室内で過ごす犬よりも頻繁に洗いたいと思うでしょう。
一般的には3ヶ月ごとの入浴をお勧めします。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。