ワンちゃんにもアイスクリームを!厳選レシピ3種
日差しの照りつける暑い日に食べるおいしいアイスクリームは、老若男女に人気のおやつです。実は、アイスクリームを食べるのは人間だけではありません。ペットたちも一緒に楽しむことができるのです。この記事の続きで、簡単に用意できる犬用アイスのレシピを3つ、お教えします。
アイスクリームの主な原材料は果物とたんぱく質ですから、ワンちゃんの普段の食事に付け加えるにはピッタリです。特に夏場には重要な、水分を補うことにも役立ちます。
もちろん、アイスクリームは食事の代わりにはなりません。ワンちゃんの体に必要な栄養素は、普段のエサでしっかり摂るようにしましょう。
簡単にできる犬用アイス
アイスクリームがちょうど良い固さになるように、通常は牛乳と卵を用います。ただし、これらにはアレルギーのあるワンちゃんもいるので、代わりに砂糖の入っていないナチュラルヨーグルトを使います。ヨーグルトなら卵が入っておらず、ラクトース(乳糖)も少なめです。
もしお宅のワンちゃんにラクトースアレルギーがなければ、ミルクケフィアを使ってもよいでしょう。ミルクケフィアには天然の善玉菌が含まれていて、免疫機能の向上や病気の予防に役立ちます。ですから、いつものエサに加えてこういった食品を与えれば、ワンちゃんの健康にたいへん有効です。
バナナアイスクリーム(ラクトースフリー)
ラクトースが入っておらず、どんなワンちゃんにもピッタリなレシピです。バナナの食感のおかげで、乳製品を使わなくても自然と滑らかな舌触りのアイスができます。
バナナには食物繊維が豊富に含まれているので、便秘を予防し腸のはたらきを良くするのに非常に役立ちます。さらに、健康に不可欠なビタミンとミネラルも摂取できます。ただし、バナナには糖分が多く含まれているので、与えすぎには注意しましょう。
他にも、ココナッツオイルやシナモンを加えてもよいでしょう。どちらも免疫システムの向上に役立ち、アイスに香りを添えてくれます。
材料
- 熟しかけのバナナ 2本
- シナモン ひとつまみ
- ココナッツオイル 小さじ1
作り方
- バナナの皮をむき、中ぐらいの厚さで輪切りにします。皿に並べ、ラップをかけて冷凍庫で30分冷やします。
- 30分後、冷凍庫からバナナを取り出し、ココナッツオイルと混ぜます。数秒のうちに、一般的なアイスクリームと同じような滑らかなペースト状になります。
- 最後にシナモンを加えましょう。全体をもう一度混ぜれば、ワンちゃんのためのおいしい手作りアイスの完成です。
スイカとヨーグルトのアイス(低乳糖)
スイカは水分が多く、ビタミンと食物繊維も豊富で犬の体に良い果物です。夏の間、失った水分を補って脱水症状を予防するには最高です。スイカも糖分を多く含んでいるので、適度な量を守って与えましょう。
材料
- ぶつ切りにしたスイカ 1カップ
- 砂糖不使用の低乳糖ヨーグルト 1/2カップ
作り方
- まず、スイカをつぶしてヨーグルトと一緒に、滑らかになるまで混ぜます。
- 次に、それをお好みの容器に入れ、クッキングペーパーで覆って冷凍庫に入れます。
- しっかりと固まったら、取り出してワンちゃんにあげましょう。
- アイスの中央に穴を開け、犬用ビスケットを入れておくのもおすすめです。こうしておけば、ワンちゃんがあまり周囲を汚すことなくアイスを食べやすくなります。
ピーチヨーグルト&クッキーアイス
フレーバーの組み合わせが華やかな、栄養も満点のアイスクリームです。もちろん、クッキーは犬用のものを使いましょう。
材料を混ぜる前に、桃の種を取り除いておきます。口当たりを滑らかにするために、ライスミルク(玄米ミルク)を加える方法もあります。
材料
- 種を除いて小さめにカットした桃 2つ
- ライスミルク 1カップ
- 砕いた犬用ビスケット 3つ
作り方
- 桃とライスミルクを合わせ、滑らかになるまでよく混ぜます。
- 次に、砕いた犬用ビスケットを加えます。全体をよく混ぜ合わせたら、冷凍庫に入れます。
- アイスが固まったら、取り出してワンちゃんにご馳走してあげましょう。
ワンちゃんの食生活に変化を加えるときや、新しい食べ物を与えるときには、念のためかかりつけの獣医に相談しておくのが一番です。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。