何かあった時のために第二の飼い主を決めておこう
人間なので旅行に行ったりもするでしょうし、不慮の事故にあったり、そしていきなりこの世から旅立ってしまう可能性だってゼロではありません。そして、もしそんなことがあれば、自分の代わりに愛犬や愛猫の面倒を見てくれる人が必要になるでしょう。「 第二の飼い主 」というと変に聞こえるかもしれませんが、これは素晴らしい行為だと思います。だって、心からペットたちの未来や幸せを考えていないとできないことですから。
第二の飼い主?
ペットを飼うというのは、それ相応の責任が伴う行為です。一つの命を預かるわけですから、決して軽く捉えて良いものではありませんし、繊細なお世話や深い愛情、そして健康にも気を使ってあげる覚悟が必要となります。
中には「自分がいなくなったらこの子達はどうしていくんだろう?」と自問した飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、これはあまり考えないようにしている人が大半ではないでしょうか?でも、特にあなたが一人暮らしの飼い主さんなのであれば、少しこのことについて考えてみませんか?
飼い主さんの死後、飼い犬や猫が野良となって路頭に迷うというケースは数千件にのぼります。もちろん、当の飼い主さんとて不本意だったことでしょう。だから、事前に第二の飼い主を決めておくというのは、自分がいなくてもペットたちの幸せな暮らしを守る上で大事なことなのです。
確かに変に聞こえるかもしれません、飛躍しすぎと思うかもしれません。でも冷静に考えてみると、それほど悪い話ではないと思いませんか。ではもう一つの質問です。どんな人が、第二の飼い主としてふさわしいのでしょうか?責任を持って、あなたの愛するペットをずっとお世話してくれる人ってどんな人なのでしょうか?
第二の飼い主を選ぶ際のアドバイス
- まず最初に、言うまでもなく、その人は動物のことが好きでなくてはなりません。これはペットたちがあなたの元で暮らしていた時と、似たような暮らしを行うのに欠かせない条件です。
- 次に、かねてよりあなたのペットと良い関係にあった人がふさわしいでしょう。すでにお互いを知り合っているので、打ち解けるのも簡単なはずです。愛犬や愛猫と一緒に遊んでくれたことのある人の顔を頭に思い浮かべてみましょう。
- 他に大事な点としては、その人はペットのために時間やスペースを割くことができるか、という点です。例えば、公園の近くに住んでいるか、他に動物を飼っているか(そしてその子はウチのペットとうまくやっていけるのか)、家を空け放す時間は多いかなどを考慮しましょう。当然、全てが理想的な人なんて中々見つからないと思いますが、それでも愛するペットを託すにふさわしい人が絞られてくるでしょう。
- そして最後に、「この人だ」と決めた人に事情を話して、第二の飼い主になってくれないか相談しなければなりません。話を持ちかけた時の反応もよくみてください、最初はきっと面白がると思います。でもしっかりとあなたがその人を選んだ理由を説明できると、きっとその人も光栄に思って、第二の飼い主になることを承諾してくれるでしょう。
休暇と事故:第二の飼い主を決める時
1週間ほど家を空けるとなった時、当然「誰がペットたちのお世話をするのか」という問題に突き当たるでしょう。犬の場合なら、両親など誰かの家に預けておくということもできるかもしれせんが、猫の場合はもうちょっと複雑です。もしかしたら、定期的に家に来て、排泄物や食事、水などを管理してくれる誰かが必要になるかもしれません。
第二の飼い主を決める時っていつなのでしょう?やはり長期休暇をとって旅行に行くタイミングでしょうか?とにかく今日ご紹介したアドバイスが、第二の飼い主としてふさわしい人につながれば幸いです。あなたが誰かにペットを託さなきゃなくならなくなっても、その人が信頼できる人ならきっと大丈夫です。きっとペットたちも、安全なところで、しっかりお腹いっぱいご飯を食べて、幸せに暮らすことができるでしょう。
メイン画像出典:Amici con la coda
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