ニュージーランドの小さなペンギン:コガタペンギンについて

2019年8月24日
コガタペンギンと呼ばれる最も小さなペンギンは、ニュージーランドの海岸に生息するペンギンの一種で、独特の特徴を持つ夜行性の鳥です。

コガタペンギンは、ニュージーランドの海岸に生息する魅力的な種のペンギンで、英語ではリトルブルーペンギンやフェアリーペンギン(妖精ペンギン)としても知られています。

その名前が表すように、ペンギンの中では最も小さい種類です。

ペンギンは鳥類ですが、飛ぶことができない鳥です。

空を飛ぶ鳥と比べると、ペンギンは硬い骨を持ち泳ぐのが得意です。

ペンギンは主に夜行性の動物で、コガタペンギンも夜に行動します。

コガタペンギンは人間の近くに生息している場合もあり、その小さなサイズにもかかわらず、夜間になると多くの音を立てる傾向があります。

コガタペンギン

コガタペンギンの色は青で、成長したコガタペンギンの体長は約40cm、体重は約1kgです。

黒に近い青色の場合もありますが、多くのが灰色に近い青で、他のペンギンと同じくその腹部は白くなっています。

またコガタペンギンの雄はメスよりもやや大きく、雄のクチバシは、一般的に色が黒くメスよりも幅が広くなっています。

自分の体重の約25%を魚で食べるコガタペンギンは、小型で軽量なため、水中での動きが非常に速く、優れたハンターだと言われています。

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コガタペンギンの生息地と分布

コガタペンギンは主に、ニュージーランドの南部にある島であるスチュアート島に住んでいますが、人間が住んでいないスリーキングス諸島でも見ることができます。

さらに、オーストラリアの南東海岸でも見られることがあります。

地元の人たちはコガタペンギンを「フェアリーペンギン(妖精ペンギン)」と呼び、大切にしています。

コガタペンギンは、砂州や大きな岩の近くに巣を掘ります。

可能であれば、自分たちが保護される植物が生い茂る場所に巣を作ろうとします。

ニュージーランドだけでも、32,000羽のコガタペンギンがいると言われています。

コガタペンギン

コガタペンギンは、人生のほとんどを水の中で泳いで過ごします。他のペンギンの中でも、水の中での動きが良い種類の一つで、海岸などに戻らなくてはいけない場合でも、その前に数日間を水の中で過ごすことがよくあります。

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繁殖活動

季節によって、コガタペンギンは陸に1ヶ月ずっと戻らないこともあります。これは自分の巣の周りで多くの時間を過ごさないことを意味します。

しかし繁殖期には、コガタペンギンを陸地で見る機会が増えます。

ただし、他の鳥とは異なり、コガタペンギンは生涯にわたって同じパートナーと過ごすわけではありません。

メスのコガタペンギンは一度に1~2個の卵を産みます。

オスとメスは交代で卵を孵化させますが、卵を抱いていない方のペンギンが泳いで狩りに出掛けます。

卵から赤ちゃんが生まれたら、親が体の中で消化したものを吐き戻して与えます。

赤ちゃんは生後7〜11週間で大人とみなされ、この時期になると自分で泳いで獲物をとりに行くことができます。

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