ネコと一緒に暮らすための6つのルール
ネコは最も理解しにくい種であると言われています。ネコ派の方は、「そんなことない!」と反対するでしょう。しかし、ネコを理解することは他の動物を理解するよりも難しいというのは事実です。もしネコを飼っているなら(または今後飼う予定があるなら)、ネコと一緒に暮らすための6ルール、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ネコと一緒に暮らすためのルール
このガイドは専門獣医の協力を経て作り上げられました。9000年以上も昔から人間と共に暮らしてきたネコという動物をより理解する助けとなるのではないでしょうか。ネコは「眠らせてくれたらあなたのことは放っておいてあげる」というようなシンプルなものだと言う人もゴロゴロいます。ですが今日は、ネコを飼う人が少しでも愛猫と心地よく暮らせるルールをお教えしましょう。
ネコを飼うのが初めての方へ:ネコは犬ではありません!
ネコと犬は違う種であるなんて当たり前だと思うでしょう。ですが、ネコを初めて飼うという人は、犬と同じような行動をついネコに期待してしまうかもしれません!これは大きな間違いです!”プーニョ”として知られるあるイラストレーターは以下のように説明しています。
”犬は我々のキャンプファイアーに近づき、無理やり飼いならされた狼です。だから怒鳴られたり支配されるのに耐えられるのです。ですが、ネコは我々が砂漠に建てた納屋のネズミに引き寄せられて自ら近づいたのです。だからネコは人間に対し好奇心が旺盛で、我々がもし大声で叫んだり、罰しようものなら怒り狂うのです。手を勝手に体に乗せるのさえも気に入らないかもしれません。”
家は自分のものではなくなる
一旦ネコを飼い出すと、あなたの家はもはやあなたのものではなくなります。ネコのものになるのです。ネコ科の動物は縄張り意識があり、自分の身の回りのものを全て自分のものとします。あなたがネコを飼っているのではないのです。ネコが人間を飼っているのです。あなたのネコは、あなたのことを気に入ったので、あなたが一緒に住むことを認めてくれたのです。
たった一晩であってもネコをあなたの家に入れて寝させたのなら、その後はずっと一緒にいることを心しましょう。
ネコは独立心が強いのですが、前述したように縄張り意識があります。またとても愛情に溢れています。つまり、ネコを一度あなたのベッドに入れて寝かせば、それが毎晩のことになるのです。
毎晩ネコがお腹の上に乗ってくるのはちょっと…と思うのなら、最初からベッドルームの外に寝床を作ってやり、寝る時はドアは閉めておくのが一番でしょう。
ネコと一緒に寝るのが好き、という人は一緒に寝ましょう。ですが、もしあなたが独身で、これを習慣付けていると、彼や彼女が泊まりに来た時、3人(?)でベッドをシェアしなくてはいけなくなりますね!
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リラックス!ネコちゃんはあなたが大好きです
ネコは犬ほど表現豊かではありません。犬は飼い主を見ると飛びついて喜びを表しますし、一緒にいると幸せである様子を見せるでしょう。時には飼い主に笑いかけてくれるように感じるでしょう。でも、ネコだって飼い主が大好きなのです。ただ、体全体で大喜びを表現する必要がないと思っているのでしょう。あなたのネコの愛情表現は、あなたの脚にそっと身を寄せる、ちょんと手をかけるなどかもしれません。
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ネコと一緒に住むなら次のものが必要となるでしょう:
- 掃除機
- コロコロ(粘着ローラー)
- ネコ用のヘアブラシ
ネコと一緒に住むにあたって、どうしても避けられないものがあります。それは毛がふわふわ抜けることです。見渡す限り、部屋中ネコちゃんの毛が落ちてしまっているでしょう。もはや黒い服は着れませんし、せっかく選んだダークカラーのソファの色に後悔するかもしれませんね。
ネコの毛は毎日丁寧にブラッシングしてあげましょう。そして毛が部屋に残らないよう、毎日掃除機をかけましょう。放っておくとアレルギーになるかもしれません。
ネコがゴロゴロ喉を鳴らさない時…
ネコは嬉しい時ゴロゴロ喉を鳴らす、と聞いたことがあるでしょう。ですが、ゴロゴロ言わないからといって不快に感じているということではありません。ですが、何かが間違っていることを示すサインとしてゴロゴロ言うのこともあるのです。
まれに、ネコは病気の時や痛みを感じている時にゴロゴロと喉を鳴らす場合があります。普段とは違う様子でネコがゴロゴロと言っている場合は、すぐに信頼できる獣医に診てもらいましょう。
ネコと暮らすなら、今日ご紹介したルールを心に留めておいてくださいね。愛猫だけでなくあなたの毎日もずっと快適に、過ごしやすくなるかもしれませんよ。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。