Logo image
Logo image

毎日の散歩で身につけさせたいしつけとは?

0 分
毎日の犬の散歩中もしっかりしつけを行うことで、落ち着いた性格になり、愛犬は散歩をもっと楽しめるようになります。また、散歩中のトラブルも避けられるようにもなるでしょう。
毎日の散歩で身につけさせたいしつけとは?
最後の更新: 01 2月, 2019

散歩中にリードを引っ張る犬、あるいは飼い主に目もくれずに走り去る犬を見かけたことがあるはずです。もしかすると、あなたの愛犬がそうかもしれません。また、理由もないのに吠える犬、他の動物を攻撃しようとする犬もいます。この記事では散歩中のしつけの大切さ、そしてその方法をご紹介します。

散歩中のしつけ:基本のルール

飼ってすぐの子犬が散歩に連れて行けるようになったら、基本的なルールを教えましょう。そうすることで、散歩が楽しくなり苦になることがありません。

 

1.首輪とリード

初めての散歩に行く子犬にとって、首輪とリードは基本の「き」です。しっかりと首輪とリードを装着することで、飼い主のあなたから離れてしまうこともなくなり、犬をコントロールできるようになります。最初はリードを引っ張りますが、ゆったりと構え、しっかりと対応することで、「飼い主の横に寄り添って歩く犬」という、あるべき姿が実現できるようになります。場合によっては怪我を防ぐためにハーネスを使用することをおすすめします。

2.コントロール

コントロールは愛犬との時間を楽しむのに不可欠です。シャー・ペイであってもダルメシアンであっても、愛犬といるときは飼い主のあなたがコントロールを握っているということを忘れてはいけません。その逆ではありません。犬は飼い主の横に付き、飼い主に付いていくのであり、決して前を歩いてはいけません。きちんとあなたの横で歩いた時は、「いい子だね」と愛犬にご褒美をあげましょう。

合わせて読みたい:散歩の時に愛犬をコントロールする方法

Some figure

3.冷静さ

動物は人間の感情を感じ取ることができるということを忘れてはいけません。あなたが落ち着いていれば、愛犬も落ち着きます。「お散歩に行く?」といった言葉で愛犬を必要以上に興奮させてはいけません。ゆったりとした気持ちでその時間を楽しむようにすると、愛犬もお散歩を楽しめるようになります。

4.忍耐

犬をしつけるのは簡単なことではありません。しつけは時間と努力を要する献身的なものです。しかし、必ずその努力は報われます。あなたの愛犬は毎日少しずつ新しいことを覚えていきます。新しいことができるようになったらしっかりと褒めて、共に喜びましょう。そうすることで、犬はあなたをもっと喜ばそうと次の散歩でも頑張るのです。

5.ご褒美

あなたが愛犬の行動を喜んでいることを伝えるのに、ご褒美はとても有効です。ビスケットなどの食べ物である必要はありません。撫でる、優しい言葉をかける、いつもより少し長く遊ぶなどでいいのです。

合わせて読みたい:お散歩でやりがちな間違い

リードなしの散歩でのしつけ

上記のことが全てできるようになり、あなたの愛犬ならできると確信が持てるようになったら次のステップへ進みましょう。次はリードなしの散歩です。これは不可能に思えるかもしれませんが、そんなことはありません。

あなたの愛犬がリードなしの散歩の仕方を覚え、その自由の意味を理解すれば、愛犬との散歩の時間はより楽しいものになることでしょう。

この練習を始める際は徐々に慣らしていきましょう。数メートル伸びる伸縮リードを入手するのもいいでしょう。このリードは犬が自由を感じながらもコントロールは飼い主にある、という状況を作り出すことができます。

広い場所を選びます。フェンスなどで囲まれているのが理想的です。そして、まずは何回か練習してみましょう。最初は走り回り、大喜びをするあまり道に飛び出たり、近くにいる人に衝突したりするかもしれないからです。

あなたの元に戻る必要があるとき、そしてリードを付けているかのようにあなたの横に歩かせるにはハッキリとした明確なコマンド(命令)を出すことが重要です。「行くよ」「歩いて」「遊んで」などの短い言葉で十分です。

他の犬とのトラブルを防ぐためのしつけ

毎日の散歩に公園や緑のある場所に犬を連れて行く人も多いかと思います。社会化は犬にとって重要ですが、同時に問題行動を起こす可能性も出てきます。特に、“新しい友達”を攻撃したり噛もうとしたりするときです。

Some figure

この時点では、コントロールを握っているのは飼い主のあなたで、あなたの命令を聞かなくてはいけない、と愛犬は気が付いているはずです。しかし、自分の近くに危険(他の犬)が迫っていると感じた場合、犬はそのことを「忘れてしまう」ことがあります。

まずは、リードをつけたまま他の犬に近寄る練習をします。その時の愛犬の反応やボディーランゲージをしっかりと見ましょう。他の犬から引き離す必要があるかもしれないので油断してはいけません。

毎日の散歩でのしつけは簡単なことではありません。しかし、努力をすることで得られる満足は大きいのです。是非、今日から試してみてください。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。