怪我をした鳥を見つけちゃった!正しいエサの与え方
お散歩している時、傷ついた鳥を見かけることはありませんか。最初は触るのが怖いと思うかもしれませんが、この記事を読んでいただければ傷ついた鳥に生きるチャンスを与えられるかもしれません。
とても大きかったり攻撃的な種の場合は、保健所に連絡するのがいいでしょう。しかし、鳩など小さな鳥ならば応急処置をし、食べ物を与え、あたためてあげることであなたも助けてあげることができるのです。
もちろん、この応急処置が獣医さんでの処置の代わりになるわけではありません。ですので、健康状態を診てもらうために獣医さんに連れていくことが大切です。それに加えて、鳥に正しくエサをあげたり水を飲ませたりする方法について今日はご紹介したいと思います。
怪我をした鳥にエサをあげることが大切な理由
怪我をした鳥を見つけた時点で、その鳥がどれくらいの間助けを待っていたのかを知る術はありません。ときには、怪我をしてから数時間、あるいは何日もの間動くことも飛ぶこともできていないということもあるかもしれないのです。
痛みと恐怖を感じているだけでなく、その鳥はおそらく長い間食べ物を口にしていないでしょう。その結果、体が弱くなり多くの病期によりかかりやすくなってしまうのです。ですので、栄養失調や脱水にならないようにしてあげる必要があります。
助けてから、あるいは自宅に連れて帰ってからすぐにはおそらく食べ物を食べようとしないでしょう。それは全く普通のことです。短時間の間にとてもストレスのかかる経験をしているからです。
ですので、食べたがらないのに無理やりエサを与えてはいけません。しかし、必ず徐々に食べられるようになり、丈夫さを取り戻しきちんと回復できるようにしてあげなければなりません。
エサの正しいあげ方
まず心に留めておきたいのは、鳥は野生動物であり人と生活することに慣れていないということです。鳥があなたと一緒にいるときに堂々とし、リラックスできるだろうと期待してはいけません。
最初の数日間は、おそらく怖がってあなたに近寄らないでしょう。自然の中では見知らぬものを信用しないということは生き残るために欠かせませんからね。
鳥を効果的にケアするためには、エサをあげる時とても慎重に、優しく、そして忍耐強くいることが必要になります。突然動いたり大きな音を立てないようにしましょう。そして、鳥に近づくときはゆっくりと優しく近づきましょう。
最初は少しの量を頻繁に与えましょう
一定の時間食べ物が胃に入ってきていないので、最初の数回は最小限の量を与えます。何時間もあるいは何日も食べてこなかったところから一度にたくさん食べてしまうと、おそらく嘔吐してしまったり消化に問題が出たりしてしまいます。
鳥に十分に食べさせるためには、最小限の量を一日の中で数回に分けて与えましょう。最初の週は一日に4、5回与えていると、必要な栄養を得て体が回復していくでしょう。
鳥にエサを与える時の最も簡単で効果的な方法は、少量のエサを注射器に入れることです。普通のサイズの注射器は薬局などで買うことができるので、その中におかゆなどをいれることができます。
鳥のためのおかゆの作り方
病気の鳥を見つけたら、食べ物の導入としておかゆをあげるのがいいでしょう。固形物は消化するのがより難しく、鳥にとって食べるのにより労力が必要です。さらに、なめらかでぬるいおかゆはその匂いと食感のために鳥の食欲を煽ってくれます。
ペットショップや獣医さんでも、鳩や様々な鳥のためのできあいのおかゆを買うことができます。これらのおかゆのいいところは、鳥が成長し力と健康を取り戻すために必要な栄養バランスがとれたものになっているということです。
手作りするときには、発芽種子や野菜、ゆで卵、フルーツなどさまざまな種類をつくることができます。全粒米やクスクスを水で調理し、細かくおろしたニンジンやゆでたまごなどを加えたものなどが緊急の手作りおかゆとしてとても有効です。
忍耐と愛情をかけてあげることで、鳥があなたの存在に慣れ、よりエサが与えやすくなっていくことに気が付くでしょう。回復するにつれ、固形物を自分で食べられるようになります。
繰り返しになりますが、鳥の健康状態をチェックしてもらうために、獣医さんに連れていくことが大切です。専門の先生が、あなたの新しいペットにぴったりのバランスの取れた食事についても教えてくれるでしょう。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。