犬のけんかを止める方法
犬はナワバリ意識の強い動物で、自分のナワバリが侵されていると感じると非常に怒ります。また、落ち着いている時でも、偶然にけんかに巻き込まれることもあるのです。もし他の犬が攻撃してきたら、なにもせずにはいられません。ですので、こういった状態になる前に犬のけんかを止める方法を知っておく必要があります。
あなたがどれだけペットのことを愛していていることを私達は知っています。そして、けんかが続くとどれだけ苦しむのかも理解しています。ですので、今日は様々なタイプのけんかを止める方法を教えていきます。けんかに巻き込まれた時のために、メモをとって記憶に留めておきましょう。
けんかを止めるためにすること
平然を保つ
犬のけんかに首を突っ込む前に、自分の感情をしっかりとコントロールする必要があります。限られた時間で何をすべきを考えないといけません。これから説明する方法を読めば、しっかりと準備ができるはずです。これを行うことで、自分を抑えて、踏むべき段階をイメージしていきましょう。
そして、私達飼い主は平然を保たなければなりません。もしペットがあなたが取り乱している姿を見てしまうと、状態は悪化し、あなたに攻撃してくるかもしれません。場合によっては、けんかは数秒で終わるかもしれないので、あなたが割って入る必要はないのです。
水をかける
これはけんかが長引いているときに使える様々な方法です。水が好きな犬もいますが、ほとんどの犬は水が嫌いです。
もし水が好きであっても、どんな状態であれ、冷たい水は犬を怖がらせます。その瞬間、けんかをやめさせることが可能になるのです。その間に両方の飼い主がそれぞれの犬を引き離してみましょう。
首輪はひっぱらないこと
喧嘩中は首輪をひっぱらないようにしましょう。犬をさらに怒らせることになります。すでにご存知のように、抑圧されてしまうと、賢い人だって気がおかしくなります。 喧嘩中は怒りでなにも見えなくなってしまうので、無理に引き離そうとし、犬がそれを嫌がると、本能的にあなたを噛んでしまうかもしれません。
音をたてる
なにか大きな音をたてることができるものをもっていたら、犬の気をそらし、けんかを止めることができます。大きな音でけんかが止まったらすぐに、相手の犬から自分の犬を引き離すようにしましょう。
バリケードをはる
ダンボールや、小枝、ブランケットなど、なんでもいいので二匹の犬のバリケードになるものは、二匹の犬を引き離すための時間を稼いでくれます。噛まれるかもしれないので、手を近づけすぎないように気をつけましょう。
先を見越す
犬のけんかを止める方法を知る以外に、けんかが起こるのを未然に防ぐ方法も知っておくのも良いでしょう。あなた以上にあなたの犬のことを知っている人はいません。なので、他の犬に巡り合わせた時、あなたは愛犬が他の犬に対して何をしたいのか分かるはずです。もちろん、他の犬があなたの愛犬から何に対してどのような行動をとるか予想することも大切です。
また、犬のボディランゲージを観察しましょう。これは犬が何を考えているのかを知る一番の方法です。もしあなたの犬か、他の犬が友好的でないのなら、素早くペットを引き離し、あなたの腕の中など、どこか安全な場所に移動させましょう。
日頃のしつけ
けんかを止める最も効果的な方法のひとつは、まず他の犬と仲良く遊ぶことを教育し、そしてあなたの呼び声にしっかりと反応するように教育することです。犬があなたの声にしっかりと従うことを知っていれば、けんかを含むどんな状況でも、あなたの指示に従います。
こうすることでけんかを防いだり、止めることができます。そして、あなたのペットをいつも安全に守ることができるのです。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。