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あなたは大丈夫?犬のしつけの間違い6選

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獣医師やプロトレーナーの指導やアドバイスのもとで、適切なしつけを行いましょう。
あなたは大丈夫?犬のしつけの間違い6選
最後の更新: 27 11月, 2018

犬を訓練してしつけるのは、犬の飼い主にとって最も大切なことの一つですが、正しい方法で行わないと、後々問題を引き起こす原因となる可能性があります。

今回の記事では、人々が起こしがちなしつけの間違いとその回避方法をご紹介します。

ニセの専門家のアドバイスを受ける

犬が初めて自宅にやってくると、犬だけではなく飼い主もパニックに陥ることがあります。

その時に、冷静に考えず「犬に詳しい」と言われる隣人や友人にアドバイスを求めてしまうことがあります。

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もちろん的確なアドバイスをくれる友人もいるかもしれませんが、このような「ニセの専門家」にアドバイスを求めるのは避けて、獣医師にアドバイスを求めることをおすすめします。

獣医師でなくても、プロの訓練士などのアドバイスを受けるのもおすすめです。

こちらもご参考に:一晩中クンクン鳴く子犬を落ち着かせる方法

必要以上のハグや言葉で犬を圧倒する

子犬などを自宅に連れて帰った時によくある間違いが、犬を人間の赤ちゃんのように扱うことです。

例えば、過剰に犬を抱きしめたり、赤ちゃんに話しかけるような甲高い声を飼い主が出すと、犬は圧倒されてしまいます。

まずは、犬自身が新しい環境を探索できるような静かな環境を整えましょう

新しいニオイ、新しい食事、そして新しい人々など、犬にとって新しいものだらけの自宅に着いたら、まずは犬が自分で探検できるようにすることが大切です。

すぐに訓練やしつけを始めない

一番大切なことは、犬が新しい家やその周りの環境になれることですが、犬のしつけを後回しにしてはいけません。

犬が生まれてから6ヶ月までの間は、何かを教えても意味がないと考える人もいますが、実際は子犬の頃からしつけを始めることが大切です。

もちろんすぐには成果が出ないかもしれませんが、飼い主が忍耐力を持ち、専門家のアドバイスや指導のもとで適切な訓練を適切な時期に始めてください。

失敗をしたら罰を与える

英語には「酢より蜂蜜の方がより多くのハエを捕まえられる」という諺があり、これは「厳しくするより優しくする方が多くの望みを得たり、多くの人を説得できる」という意味です。

犬のしつけでも同様のことが言えます。

犬に早く学んでほしいと思うならば、罰則を与えるのではなく、犬が成功した時に褒めることが大切です。

罰則を与えるしつけを行うと、犬が恐怖を感じたり、最悪のケースでは脱走する可能性があります。

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犬が間違った場所でおしっこをした時に、新聞紙を丸めたもので叩くより、犬がトイレでおしっこをした時におやつを与えて褒める方が、効率よくトイレトレーニングを終えることができます。

こちらもご参考に:トイレのしつけ:新聞紙の上で用を足す

犬が噛むことを正さない

遊びとして「噛む」犬がいます。特に子犬は遊びに歯を使うことがありますが、これを許してはいけません。

子犬の間に遊びとしてでも噛むことを許してしまうと、成犬になった時にも同じように遊びで噛む可能性があります。

先ほどは「犬に罰を与えてはいけない」と言いましたが、噛むことに関しては、適度に犬を注意して、必要に応じては罰を与える必要があります。

罰と言っても、犬に体罰を与えたり怒鳴るのはいけませんし、罰を乱用してはいけません。

一般的なのは遊んでいる時に噛んでしまうことですが、この場合はすぐに遊びをやめて、犬に痛みを伝えることが大切です。

例えば、子犬同士が遊んでいる時に片方の犬が噛んだとしたら、噛まれた方は遊ぶのをやめてキュンキュンと痛そうに鳴くでしょう。

厳しすぎるまたは優しすぎる

犬を飼う時、そしてしつけを行う時に大切なのがバランスです。

犬に優しすぎても、また逆に厳しすぎてもいけません。

犬が欲しがるものをすべて与えるのはよくありませんが、まったく褒めなかったりご褒美のおやつをあげないというのは厳しすぎます。

犬のしつけや訓練を行うのは簡単なことではありません。

前述したように、獣医師やプロトレーナーの指導やアドバイスのもとで、適切なしつけを行いましょう。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。