うつを患った犬がアヒルに出会って元気になる

全ての生き物に対する愛、思いやり、そして敬意は、異なった種が平和に共存するためのレシピのようです。
うつを患った犬がアヒルに出会って元気になる

最後の更新: 29 10月, 2018

動物は様々な形で私たちを驚かせ続けます。全く異なった種の動物の間の”友情”は新しいものではありませんが、それは私たちに感動を与えてくれます。これから紹介するお話は、ある アヒル のおかげで元気を取り戻した、うつを患っていた犬の話です。

異なった種の動物間の友情の話

2年前、12歳だったジョージは生涯の親友、ラブラドールのブラッキーを亡くしました。それから、ジョージの悲しい日々が続きました。 不安とストレスで死にそうなほど落ち込んでいたジョージを見て、彼の飼い主ジャッキー・リトンさんは、どうにか彼を元気づけようと必死に努力をしていました。しかし、そんな彼女でもなかなかジョージを立ち直させることができなかったのです。

アヒル 犬

しかし、急に状況が一変したのです。どこからともなくアヒルが現れて、落ち込んだ犬に近づいていきました。それから、この犬とアヒルは離れることができない仲になったのです。その瞬間から、ジョージは親友のブラッキーの死を嘆くことをやめたそうです。

この話の最も素晴らしく、最も不思議な部分は、ブラッキーの死の2周年記念の週に、このアヒルはこの犬の人生に現れたということです。

親友だったブラッキーの死でうつになった犬は元気を取り戻した。全ては彼の人生に突然現れたアヒルのおかげだった。

うつを患っていたジョージはアヒルのドナルドのおかげでまた元気を取り戻した

ジャッキーさんはこのアヒルがどのようにして家の中に入って来たか分からないと言っていますが、このアヒルをドナルトと名付けることに決めました。「うちの家族は共和党支持の家族なんでね。」と冗談まじりにいいます。確かなことは、このアヒルがジョージと築きあげた関係は何事にも代えがたい素晴らしいものだということです。

ジャッキーさんのフェイスブックアカウントでは、ジョージとドナルドが一緒にいるビデオや写真をみることができます。一緒に歩き回ったり、パティオで一緒に寝ている姿も公開されています。

彼女は、ドナルドがジョージの人生に現れて、ジョージをまた元気にしてくれたことに感謝しています。このアヒルの居心地がよくなるように、テネシー州にある自宅に手を加えていく予定のようです。

アヒル :犬との関係

もっともよく聞くお話は、他の種の動物の赤ちゃんを自分の子供のように育てる動物のお母さんの話ですが、犬とアヒルの友情の話には、メディアに取り上げられた前例があります。

例えば、動物保護施設である家族に引き取られた2匹の犬、パイクレットとパティケーキもその中の一つです。

飼い主がある日、家が見つかるまで2羽のアヒルを一時的に家に連れて帰って来た時に、家にいた犬たちがしっかりと面倒をみだしたのです。身体の大きさに関わらず、遊ぶにしても、食事にしても、寝るにしても、まったく問題はありませんでした。

アヒル 面倒をみる犬

そして猫も

さらに、犬、アヒル、そして猫の共存が可能だと証明できるお話もあります。これは、ロクシー、エディス、ミア、ローズ、ゲルトルード、ドナルドそしてジャックの間の話で、この家族は4匹の犬、2羽のアヒルそして1匹の猫で構成されています。

飼い主のケーシーさんは、この動物達をそれぞれ異なった状況の虐待や動物放棄から救いました。この動物のうち1匹は酷い扱いを受けたにも関わらず、この家にいる全ての動物たちの関係はとても調和しているそうです。

全ての生き物に対する愛、思いやり、そして敬意は、異なった種が平和に共存するためのレシピのようです。人間同士でも仲良くできないこともあるので、私たち人間はこの話に登場する動物たちから何かを学ぶべきなのでしょう。

image credit : Facebook


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  • Fotokilde: Jacquie Littons facebook


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