世界で最も危険なクモ8種

最も危険なタイプのクモは、本記事を読んでいらっしゃる方の近くには生息していないことがほとんどです。 ただし、海外などに旅行をする際には気をつけてください。
世界で最も危険なクモ8種

最後の更新: 20 12月, 2018

クモが大好きだという人はあまり多くないですが好きな人はとことん好きです。実際はクモが大好きな人と大嫌いな人の極端な分かれ方になるのではないでしょうか?

中には、アラクノフォビアと呼ばれるクモ恐怖症を発症する人もいます。

このクモ恐怖症を発症すると、クモが意図的に私たちを噛んで殺そうとしているかのような異常な恐怖心をクモに対して感じます。

もちろんクモの中には、危険ではないものと危険なものがありますが、今回はその中でも世界で最も危険なクモ8種をご紹介します。

最も危険なクモのタイプ

最も危険なタイプのクモは、本記事を読んでいらっしゃる方の近くには生息していないことがほとんどです。

ただし、年末年始に海外などに旅行をする際には、出くわす可能性もあるため、危険なクモについて理解することが大切です。

それでは早速、世界で最も危険なクモについて見ていきましょう。

ホーボー・スパイダー

このクモに噛まれると、咬傷された部分とその周りの組織が壊死することがあります。

私たちの生命に危険が及ぶことはほとんどないと言われていますが、噛まれたらすぐに治療を受け、時間内に適切な処置を行わないと、深刻な症状を引き起こす可能性が高まります。

ホーボー・スパイダーに噛まれたと認識する最も簡単な方法が、頭痛です。

また、痛みがなくなったり再発したりします。一般的な薬は効果がないため、医師の診察を受けてください。

噛まれた場所には一生傷跡が残ります。

サック・スパイダー

致死的なダメージを与えるクモではありませんが、このクモに噛まれると咬傷部分とその周りの細胞組織が破壊または壊死する可能性があります。

サック・スパイダーはゴーストスパイダーとしても知られています。

それは、私たちに気づかないように近づき、噛んだ部分にはひどい跡が残るからです。

ゴリアット・タランチュラ

ゴリアット・タランチュラは世界最大級のサイズのクモの一つとして知られており、致死的ではないものの、深刻な健康被害を及ぼす毒を持つクモです。

小さな鳥を食べることができるほどのクモで、「フレンドリー」な種類ではないため、見かけたら注意が必要です。

花の上のクモ 最も危険なクモ

コモリグモ

ウルフスパイダーと呼ばれることもあるコモリグモは、茶色と黒色のクモで、通常その咬傷は重篤な感染を引き起こします。

適切に治療が行われない場合は、症状が悪化して深刻化するリスクが高まります。

コモリグモは、獲物を迅速かつ残忍な方法で殺すことができるクモで、疑いもなく、世界で最も危険なクモの一種です。

セアカゴケグモ

レッドバックスパイダーとも呼ばれるセアカゴケグモは、背中に赤い印がついたオーストラリアのクモです。

本来は日本には存在しない外来種ですが、現在では世界中で見られるようになり、日本でも、1995年に大阪府で発見されて以降、その他の地域でも発見されています。

セアカゴケグモに噛まれると、嘔吐、筋肉や関節の痛み、そして動くのが困難になるなどの症状が現れます。

マウススパイダー

適応性の高いマウススパイダーは、世界中の様々な環境で見つかります。

一度噛まれると神経系に急速な影響を与えるため、人を殺すのに十分な毒を持つ有毒なクモとされています。

このクモによる咬傷に対応する解毒剤や治療方法は現在ありません。

オーストラリア・ファネルウエブ・スパイダー

主にオーストラリアのシドニーに生息するこのクモに咬まれると非常に痛いですが、咬まれたことをすぐに認識して病院に行けば、治療はさほど困難なものではありません。

ただし、時間内に治療を始めないと、致命的な症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

ブラジル放浪グモ

放浪グモという名の通り、南米全土に生息するこのクモは、バナナスパイダーとしても知られるブラジルのクモです。

神経にまで達する毒が死を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

今回ご紹介した、世界で最も危険なクモを認識し、このようなクモが生息する場所に出かけるときは、できる限り危険を回避してください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。