ペットが行方不明になってしまったらどうすれば?
人生で起こるトラブルの中でも、ペットがいなくなるというのはもっとも辛い出来事のひとつだと言えるでしょう。大切なペットが行方不明になってしまった場合、飼い主は心が衰弱してしまうこともあります。さらに、どうしてよいかわからず混乱した人の中には神経が麻痺してしまうケースもあります。ペットがいなくなってしまったら、まずは落ち着いて、次のことを行いましょう。
ペットがいなくなってしまったら
ソーシャルメディアの奇跡
皮肉なことのように思えるかもしれませんが、ペットが行方不明になってしまったら、まず真っ先にすべきことはソーシャルメディアへの情報の投稿です。特に地域のグループがあれば、協力を仰ぎましょう。メンバーの誰かが通りがかって、見つけてくれるかもしれません。
たとえばセールスグループや、他のどんなグループにでも助けを求めるとよいでしょう。SNSのグループのおかげで行方不明のペットが無事に発見できた人はたくさんいます。また、グループ内で迷子のペットを見かけたという報告があれば、詳しい情報を教えてもらいましょう。もしかしたら、あなたのペットかもしれません。
近所を探しに出かける前にSNSをチェックすることはなかなか思い付けないかもしれませんが、その一手間が、大切な家族を発見するための鍵になるかもしれません。
外へ出て探す
行方不明になってからそれほど時間が経っていないなら、まだそう遠くへは行っていないはずです。可能であれば誰かに手伝ってもらって、近所を捜索しましょう。
もし探しているのが猫ちゃんなら、物陰や道の隅などをよく確認しましょう。特に猫は車の下が大好きです。気を引けるようにお気に入りのおやつなどを持って出かけ、名前を呼びながら探しましょう。
警察に届ける
迷子のペットを保護した人が、どうしてよいかわからず警察に連れて行くことは珍しくありません。こういった場合に備えて、地元の警察にペットの情報を届け出ておきましょう。連絡先を伝えておくのも忘れないでください。
たとえば飼っているワンちゃんが高値の付く犬種だった場合には、盗難の可能性も考えられます。その場合は法律で罰せられるので、警察に届け出ておくことが重要になります。
関係施設に連絡を取る
地域の獣医や動物保護施設、保健所などに連絡をしましょう。動物の保護や福祉といった活動をしている団体や、ときには児童養護施設などにも、迷子のペットを保護した人が連れて行く可能性があります。
保健所には必ず確認をしましょう。迷子の動物を見つけた人が持ち込むケース以外にも、職員が業務中に発見してくれることもあります。
周囲の人に知らせる
近隣の人にも呼びかけましょう。隣近所の人や近くのお店などにも知らせておけば、誰かが見かけたときに知らせてもらえるかもしれません。尋ねるときには行方不明のペットの写真を見せるか、必要な情報を印刷して配れるようにするとよいでしょう。そうしておけば、偶然見かけた人にも誰のペットなのかがわかりやすくなります。
ポスターを張り出す
最後に、ペットの写真と連絡先などの情報を載せた張り紙を作りましょう。もし可能ならば、謝礼金を設定しておけば、より多くの人の注目を集めやすくなります。もしも盗難だった場合には、犯人が焦って返す可能性もあります。
万が一ペットが行方不明になってしまったら、可能な限りの手を尽くして探しましょう。飼い主の努力はきっと実を結ぶはずです。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。