野良猫をサポートする方法

2018年12月14日
私たちと生きる場所を共有している猫たちの生活をより良いものにするのは、さほど難しいことではありません。 私たちにできることから少しずつ始めてみませんか?

寒くなり冬が近づくと、SNSなどに「寒さをしのぐために車のボンネットの下に隠れている猫」の話題が登場することもあります。

現在でも多くの野良猫が存在し、生き延びるために必死に毎日を過ごしています。

この記事では、野良猫をサポートする方法をご紹介します。

 

動物保護団体などの手伝い

住んでいる地域を担当している動物保護団体のお手伝いをするのが、一番間違いのないサポート方法です。

動物保護団体では、ボランティアを募集していることが多くあるため、連絡を取り指示に従うのが良いでしょう。

またボランティアとして働くだけでなく、動物の食料や必要なものを購入するための資金が必要なため、寄付などを募集していることもあります。

動物保護団体の手伝いをすることの利点は、すでに野良猫をどうサポートするべきか知っている経験豊富な人から学びながら、野良猫を助けることができるという点です。

野良猫に餌を与える

野良猫が集まる場所に、食べ物を持っていくのも良いですが、これは近所の公衆衛生を考えてから行ってください。

自分の住むエリアの野良猫に餌を与える場合の注意点をご紹介します:

  • ドライフードのみを使用する:絶対に必要な場合を除いて、ドライフード以外の食品を放置してはいけません。害虫やネズミなどを引き寄せ、近所迷惑になるばかりか、食べ残しは猫にとっても有害です。
  • 他の人が与えた食品やゴミを掃除する:野良猫が住むエリアにゴミがないように気をつけてください。
  • 水を交換する:猫の健康にとって欠かせない水が濁ってしまわないように、常に綺麗な水を用意しましょう。
  • 食べ物は人目のつかない場所に置く:自分が立ち去る前には、他の人から見えない(猫がわかる場所)に食べ物を移動させてください。心無い人が餌の中に何か有害なものを入れないようにするためです。

ご存知ですか?:動物保護施設を立ち上げた少年の話

猫の去勢・避妊手術

多くの保護団体や保健所が、野良猫の去勢・避妊手術を行っています。

適切な手術を行った後、野良猫は元の場所に返されます。費用がかかる方法ですが、猫が増えるのを防ぎ、野良猫を減らす唯一の方法です。

去勢・避妊手術を受ける猫が増えれば増えるほど、生まれる子猫の数は減り、猫同士の喧嘩や交通事故などが減り、猫の生活の質も向上するでしょう。

動物愛護団体や動物愛好家によって支えられている「TNRプロジェクト」が一部の都市で実施され始めています。

TNRとは、「Trap(捕獲)、Neuter(不妊手術)、Return(元の場所へ戻す)」の頭文字を取ったものです。

こちらでさらに詳しく:TNRプロジェクトを知っていますか?

寒い場所から避難

寒い時期に野良猫を守る方法はたくさんありますが、その一つが、前述したような車のボンネットを確認する方法です。

また寒い季節には、猫の避難所となるような場所を猫に提供するのも良いでしょう。

二つの大きなプラスチックの箱、一つの箱はもう一つよりもサイズが一回り大きいものを用意してください。

それぞれの箱に穴を一つずつ開けて、一つをもう一つの箱の中に置きます。

二つの箱の隙間をストローで埋めることで、ストローが断熱材のような働きをします。

もう一つは小さな小屋などを設置することですが、土地の所有権などの問題や経済的な問題から簡単な方法ではありません。

野良猫 野良猫をサポート

野良猫として生まれる子猫

春になると、猫は活動を再開し、繁殖期へと突入します。

もし子猫を数匹まとめて見つけたら、以下の手順に従ってください:

  • 母猫が周りにいないか、また子猫のところに戻ってこないかを確認してください。母猫は子供のために餌を採りに行くため、その時間は子猫だけになっていることが多くあります。
  • 母猫に見つからない場所で、子猫たちを見守ってください。2~3時間観察を続けても母猫が戻ってこない場合は、母猫に捨てられた孤児である可能性が高くなります。
  • 母猫に捨てられた子猫の場合は、見つけたあなたに世話をする責任があります。
  • 一番良いのは、他の猫、特に最近子猫を産んで、離乳したばかりの母猫などが育児を引き継ぐことです。
  • 母猫がいない状態で子猫を育てたことのある知り合いなどがいたら、助けを求めるのも良いでしょう。

子猫へのミルクや餌のやり方、そしてお世話の仕方をインターネットなどで検索してください。多くの情報が公開されています。

子猫の里親となってくれる人を探しましょう。離乳が終わり、自分でトイレに行くことができたら、良い家族の元に行く準備ができたと考えてください。

ただし、責任を持って最後までお世話をする人を見つけてください。猫が年をとったからと言って捨ててしまう人では、野良猫の数が減るどころか増えてしまいます!

今回ご紹介したように、野良猫をサポートする方法はたくさんあります。

私たちと生きる場所を共有している猫たちの生活をより良いものにするのは、さほど難しいことではありません。

私たちにできることから少しずつ始めてみませんか?

メイン画像転載元: Antonio Marín Segovia