犬の視覚と見え方について:実は白黒じゃなかった!

2019年4月24日
犬の視覚や世界の見え方は白黒だと言われますが、実は人間よりも優れた点もあります。この記事で犬についてよりよく知り、愛犬への愛を深めましょう。

犬の視覚は、微光を感知することに特化・適応しているため、犬の視覚と見え方は私たちとは異なります。犬は人間より視力が悪く、少しの色しか知覚できませんしかしこの視覚は、彼らの生活する環境と種のニーズにピッタリなのです。

犬の視覚と見え方:暗闇

犬の視覚  見え方

一般的に犬と狼は、人間よりもよく暗闇で物体を見ることができます。この優れた夜間視力によって、夜に効率よく狩りをすることができます。

また猫は犬よりも良い夜間視力を持っています。彼らは優れた暗闇のハンターなのです。猫が夜に屋根から屋根に飛び移っているのが想像できますか?これは猫が光源が少ない環境でもよく見えるからこそできるのです。

犬の視覚と見え方:色彩感覚

犬が知覚できる色の範囲は私たちよりも狭いです。それは色覚というものが、犬が生き延びるのにさほど重要ではなかったからです。人間の目には3色の受容体があり、それぞれが3大原色(赤、青、黄色)を捉えることに特化しています。この3色で、私たちの脳は完璧な色範囲を生み出すことができます

人より少ないですが、犬は白黒だけではなく他の色も区別することができます。しかし犬は2つしか視覚受容体を持っていないため、人間ほど広い範囲を知覚することができません。

犬は青っぽい色は見ることができますが、緑と赤を区別することはできません。例えば人間が緑の芝生を見ている時、犬は黄色の景色を見ています。

犬の視覚と見え方は、赤と青が見分けられない色盲の人と良く似ています。飼い主が緑の芝生の上で赤色のボールを投げると、犬には同じ色に見える為少し困惑してしまいます。

しかしその代わりに、夜に狩りをしていた先祖のおかげで夜間視覚が優れています。

犬の視覚と見え方:広い視野

視野に関して言えば、犬は人間よりもはるかに優れています。人間が180度しか見られないのに対し、犬は最高250度も見ることができます

周辺視野の広さは目の位置によって決まり、どれだけ広くても両目で同時に見ることができます。これは立体視と呼ばれ、物体の距離を正しく測るのに必要です。

視覚的進化と発達

犬の視覚  見え方

猫や犬の視覚は夜の狩りに適応するために発達しました。彼らの網膜の下には「輝板」と呼ばれる特殊な構造物があります。それが鏡のような働きをし、微かな光の中での視力を強めます。それによって、猫や犬の目は写真の中で光るのです。

最も高い光の強度を持つ目の部位は角膜です。そのため白内障摘出手術では、犬や猫はもう1つの感覚で視覚を補完するため、人口水晶体が必要ありません

また犬や猫はとても強力な聴覚と嗅覚を持っているため、視覚が衰えていても、なじみのある場所なら自由に動き回ることができます。つまり視力の悪さを、他の感覚で補っているのです