アメリカ南部の洪水被害:保護された犬たち
によって書かれ、確認されています。 法律家 Francisco María García
ハリケーンによって頻繁に発生する洪水はアメリカ南部の様々な州に被害を及ぼしました。たくさん人が自分の家族や友人を救う中、多くの人々が動物を救うためにチームを結成し、救出を試みました。
動物介護施設が危機に
ルイジアナ州に起こった洪水によって、ダナムスプリングスの動物介護施設は崩壊し、その建物の屋根のみがその形を残している状態でした。この洪水はそれ以外を全てさらっていったのです。
しかし、救急隊員とその地域の住民はその時に動物介護施設にいた動物たちを全力で救おうと結束しました。救うためには、その施設のドアをなんとかしてこじ開け犬が泳いで出てこれるようにする必要がありました。
そして、最終的に地域住民が協力してボードなども使い、危機に陥っていた動物達を助けることができたそうです。動物が安全に救出されると、その地域の人達が責任をもって餌を与え、寒さから守りました。その間、動物介護施設のスタッフも、建物の復興に取り組んでいたと報道されています。
近所のボランティアスタッフは、これはただ単に介護施設の動物を救おうとしていた訳ではなく、洪水で家族や家を失った動物を救いたかったと話しています。
捨て犬
捨て犬や見捨てられた動物の数は多いですが、この問題に向き合っていこうとしている人々の数は増えています。
捨て犬を救うために、そしてかわいそうな動物に二度目のチャンスを与えるために、人間を怖がって近づかせない犬達と毎日交流しているのです。
ペットを捨てることは、何億もの犬を死へと導く、世界的な問題です。これは、人々がブリーダーやペットストアからの子犬にお金を払い続けていることが原因として挙げられます。ですので、犬を飼いたい時は保健所などから引き取るべきなのです。そうすることで、何の罪の無い動物達の命を救うことができます。
子犬の売買
ペットショップから子犬を買った人々は、残酷にも犬の飼育農場を経済的に支えていることになります。犬達はそこで、虐待されたり、新でしまうこともあります。
信じられないかもしれませんが、国によっては子犬を売ることができなかったブリーダーの中には、子犬を溺れさせたりして殺したり、処分する人もいるのです。
子犬を買う人の中にも、子犬を買ったあとに子犬の世話が面倒になり、子犬を手放す人も数多く存在します。
自分の犬を去勢しなかったことが原因で、予想以上に子犬が多く産まれてしまった場合、子犬を殺す人もいないとは言えません。
もし私たちが犬を買うのではなく、里親になって犬を引き取れば、誰も犬を過剰に繁殖させなくなり、犬が死んでしまうこともなくなるでしょう。
動物を引き取って救う時がきた。
人々が動物を見捨てて、動物保護施設に連れて行かれると、そこから生きて出られることはほとんどありません。
保護施設についてからすぐに、時間との戦いが始まります。このような犬や猫には誰か引き取ってくれる人が名乗りでてくれるまで、決められた時間しかありません。病気、事故、または敵意のある行動が原因で、里親に引き取られない子もいるでしょう。
事実が物語る
世界中で集められたデータによると、毎年およそ6億匹のペットが捨てられている、または行方不明になるそうです。国別にみると、アメリカだけでも、400万匹の動物が毎年捨てられているようです。イギリスでは、13万匹にも及ぶようです。
問題となっているのは犬だけではなく、猫、うさぎ、そしてフェレットも含まれます。その他の小さな動物も被害者ですが、こういった動物を処分していることは簡単に隠すことができます。
犬の収容所と安楽死
もちろん愛を持って動物を保護している場所や人もたくさんいますが、毎年何100万もの動物殺す世界中の保護施設では、自分たちを正当化するために「安楽死」という言葉をよく使います。
しかし、安楽死は苦痛で不治の病気を抱える患者のためのものです。保健所などで犠牲となる犬の多くは、狂暴的でもなく、健康的で引き取られることができる状態の動物ばかりです。引き取ってくれる人が十分にいないために、保健所はこうするしか選択しがないのです。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。