世界で一番大きいピットブル犬のハルク
たった18ヶ月で彼は80kgもありました。ハルクは世界で一番大きいピットブルとしてのギネス世界記録を持っており、最近父親になってからまた注目を浴びています。この記事では、そんな彼の話を紹介したいと思います。
世界で一番大きいピットブルのハルクとは
こんな名前であれば、もちろんサイズは巨大以下の何ものでもないでしょう。体は緑ではないし、怒ると大きくなったりはしませんが、ハルクという名前は彼にとても合ってます。大きいサイズにも関わらず(頭の大きさを見るだけで恐ろしいですが)、飼い主はとても優しいペットだと言っています。しかし、家族を守るためなら強く大きい声で吠えるのを躊躇しません。
ハルクを見た人たちは皆、ハルクが人間より重く、ピットブルという犬種は怖くて危険な犬種だと考えるので畏敬の念を抱きます。けれど、この犬のサイズは彼が家族と人生を楽しむのを妨げたりはしません(彼は夫婦と冒険仲間の小さな子供と一緒に暮らしています)。
この数週間でこの巨大なワンちゃんにまた新しいニュースが入りました…お父さんになったのです!犬好きな人たちの中には彼から利益を取ろうとしているとハルクの飼い主を非難する声もありましたが(彼らはハルクを種犬として2万ドルで売りに出していました)、彼を飼って維持するのに必要なお金を稼ぐために彼から収入を得ることは悪い考えではないと主張する人もいます。
ハルクの公式サイトによると、飼い主の家族の一人のマロン・グレナンが経営するトレーニング学校へ通った子犬は一匹5万ドルだそうです(通っていなければ27000ドル)。目標は子犬たちを一流の番犬に育て上げること。
ダーク・ダイナスティーというピットブルのブリーディングとトレーニングビジネスを経営するマロンさんによると、今までで最も貴重な子犬たちだそうです。けれど成犬になったらどのくらいの大きさになるのか、そして父親の後を継ぐのかはまだわかりません。
一番大きい犬種はどれ?
ハルクの話はピットブルにとっては前代未聞です。けれど、犬種によっては巨大な犬ばかりなものもいます。ここではいくつか紹介しましょう。
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グレート・デーン
グレート・デーンは存在する中で最も大きい犬種です。オスは80cmにもなり、重さが60kg以上あることもあります。身体はしっかりしていて筋肉質です。グレート・デーンの中でも一番大きいのがジャイアントジョージです。彼は111kgもあり身長は111cmでした…そして水が怖いのです!
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セント・バーナード
映画「ベートーベン」で、または山での救助犬として親しまれているセント・バーナードは、最も大きく、最も性格の良い犬種の一つでしょう。身長は70cmにもなり、重さは90kgになることもあります。よく食べ、よくよだれを垂らします。大量にある毛のため、毎日ブラッシングが必要で、子供が大好きです。
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ナポリタン・マスティフ
最古のナポリタン・マスティフたちはアレキサンダー大王の命令で紀元前300年にインドからギリシャに持ち込まれました。力強くて重く、がっしりした身体の持ち主ですが、ナポリタン・マスティフはとても優しく、立派で、必ずあなたを守ってくれます(けれど理由なしには攻撃しません)。彼らは70cmくらいで体重は60kg程あります。1日に1.5kgもの食べ物を食べることもあります。
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レオンベルガー
この犬たちはドイツが起源で、大きさのほかには長くて茶色っぽいグレーの毛でよく知られています。この山犬は筋肉質でがっしりしていますが、性格は落ち着いていて人懐っこいです。レオンベルガーは体重が75kgにもなり体長は80cm程になります。ずっと繋がれていたり、一匹にさせられたりするのがとても苦手です。
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ブルマスティフ
イングリッシュ・ブルドッグとイングリッシュ・マスティフを掛け合わせられたことで生まれたこの100%ブリティッシュな犬はとても賢くて用心深いです。ブルマスティフは50kgから60kgになり、体長は65cm程です。彼らは比較的アクティブで、忠実で従順ですが、「一人にしか仕えない犬」というわけではありません。
他にも大きな犬と言ったら、土佐犬、ニューファンドランド、チェコスロバキアン・ウルフドッグ、フィラ・ブラジレイロ、ドーグ・ド・ボルドー、チベタン・マスティフ、コモンドールなどがいます。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。